ポーチ好きの方からのお声で作りました!『レザーポーチ』ポーチにも、ミニクラッチにも。

今年のエスペディエンテは、新しいアイテム作りを、 これまで以上に取り組んでおります。 こんなの作りたいな~とか、挑戦したいことにあふれております! ポーチ好きのお客様からのお声がきっかけでお作りしました、 新作『レザーポーチ』のご紹介です。 定番アイテムにするつもりは無く、まずお作りしたポーチが、 新しいショルダーバッグ『アニブ』をお買い上げ下さったお客様の為。 新しいショルダーバッグ『アニブ』のブログ記事は コチラ≫≫≫ お買い上げ下さったお客様は、『アニブ』をお使いになる際には、 スマホと長財布とポーチを収納されるとの事。 実際にお使いになられていたポーチを収めてみましたが、 バッグのサイズに対して少々サイズが大きかったので、 新しいポーチを探します。…と、おっしゃっておりましたので、 『アニブ』とお揃いの『ポーチ』も、急遽お作りさせて頂きました。 バッグにちゃんと収まるけれど、小さすぎないポーチのサイズを導き出すことに、 意外と苦戦しました。 革色ダークグリーンの『アニブ』とお揃いの『ポーチ』ですが、 ちょうど製作しているところへ別のお客様がご来店下さり、 『ポーチ』をご覧になって、「これ良いじゃないですか~」 「自分、ポーチ好きなんですよね~」と、 想像していなかった反応を頂きました。 それは何故かといいますと、 ポーチは『アニブ』の為だけにお作りしておりまして、 定番アイテムとするつもりは考えもしませんでしたが、 すごく良い反応を頂いたので、じゃ、試しに作ってみようかと。 思考と感覚がポーチになっているうちにお作りすることが良いと思い、 早速にも『ポーチ』の製作に取り掛かりました。 サイズ感は、アニブ用のポーチよりもひと回りサイズアップさせて、 ドイツシュリンクの革色ネイビーと革色トープでまずはお作りしました。 ポーチとして身の回りのアイテムを収納してお使い頂いても良いですし、 スマホと小さなお財布がちょうど収まるサイズですので、 ミニクラッチバッグのようにもお使い頂けます。 そして、この『ポーチ』はミニショルダー『スマホポシェット』とシリーズ化となるように仕上げております。 ファスナー周りの当て革と、構造が共通しております。 統一感をもったアイテムで、意識の高さを演出できます。 お揃いで整えていくことも、また気持ち良いです! ミニショルダー『スマホポシ

新作ショルダーバッグ『アニブ』スワローマチの2室構造が特徴で、お洒落な見た目のバッグです。

新作ショルダーバッグ『アニブ』スワローマチ 

気がついたら… エスペディエンテはこの春で、12年目へとスタートいたしました! 四苦八苦しながらですが、 そういったことも充実した日々で振り返ると楽しいことが多く、 ご愛顧下さるお客様、ご支援下さる皆様のおかげで、 元気に過ごし、鞄作りに取り組む事ができております。 感謝しかありません。 有難い感謝の気持ちをもって、これからも続けて参ります。 さて、なぜ、気がついたら12年目と、なってしまったのか申しますと… オーダーご依頼品を取り組みながらも、 新しいショルダーバッグを生み出したく模索しておりました。 頭の中は、ますますバッグのことでいっぱいになってしまい、 周年のことは、正直忘れてしまっておりました。 バッグの事で頭の中をいっぱいにして日々を過ごし、 生み出すことができました! 新しいショルダーバッグ『アニブ』が、定番アイテムに仲間入りいたします! 製作に取り組むきっかけとなったエピソードです。 フルオーダーでお作りさせて頂いた『三つマチショルダーバッグ』 スワローマチという構造に挑戦させて頂いた、 思い入れのあるバッグのひとつです。 フルオーダーの『三つマチショルダーバッグ』 製作エピソードはコチラ ≫≫≫ このスワローマチの構造を活かして派生した、 二つマチのショルダーバッグを生み出したいと、日々考えておりました。 作りたい思いはあるけれど、さていつ取り組もうかと。 どんな風に仕上げたら良いのかなと、悩んでおりました。 そして、ある日、 「自分の誕生日のプレゼントとしてエスペディエンテのバッグを選びたいです」 と、とても光栄なお言葉を頂きました。 そのお客様は、ご両親の還暦お祝いの贈り物として、 エスペディエンテの革製品をお選び下さっていました。 ご両親様には「欲しい」と感じるアイテムを実際にお会いしてお選び頂き、 お作りさせていただきました。 これまでは、ご家族様への贈り物のご依頼でしたが、 ご自分用にも欲しい!と感じて下さったことは、本当に有難く嬉しかったです。 ただ、ご来店頂いた当時、 私共でご提案できるアイテムの中で「欲しい!」と感じて、 気に入ってくださるバッグが無く、 スワローマチのショルダーバッグのお話をしましたら、 興味を持ってくださいましたので、 これまで悩み温めてきた製作のタイミングがいよいよやってきたというわけです。 フルオーダーの『

フルオーダーにて製作いたしました『スクエア型ファスナーキーケース』スマートキー・鍵・カードを収納。

スクエア型ファスナーキーケース

3月も半ばが過ぎ、春から新生活を迎える方も多いかと思います。 新居での生活に合わせたキーケースの製作ご依頼を頂いておりました。 すでに、お客様はこの春で新生活1周年となり、 ご依頼から出来上がりまで1年ほどのお時間がかかってしまいましたが、 エネルギーの詰まったキーケースができあがりました。 ご依頼下さったお客様は、 ご家族様でエスペディエンテの革製品をご愛用下さっており、 出会いは、お嬢様のお財布をお作りさせて頂いた事。 それをきっかけに、ご家族様それぞれのお好みのお財布をお作りさせて頂き、 バッグもお作りさせて頂きました。 そして、今回はキーケースのご依頼を頂きました。 これまでお使いになられていたキーケースは、 お母様が以前にプレゼントされたもので、 それと同じキーケースを皆様お使いになられていました。 素材がナイロン製でしたので、同じような機能を持たせて、革で作って頂きたい!というご依頼でした。 お客様がご要望されていたことは、 キーホルダーは3連以上で。 スマートキーを収納したい。 スマートキーの誤作動防止の為、硬めに仕上げて欲しい。 カードを4枚程収納したい。 ご自宅の鍵は、外側に出しながらもキーケースに固定したい。 仕上がりの縦横サイズは、大きくなり過ぎない事。 以上のことを、お打ち合わせにて伺いまして、 まずは、ご要望を具現化した仕上がりイメージをご確認頂く為に、 型紙を起こし、実寸大サンプルをお作りしました。 お客様はそのサンプルをしばらくの間、実際にお使いになり、 お使いになってのご感想と改善点を伺いました。 サンプルをご確認頂き、デザイン構造を決定。 キーホルダーは4連に。 スマートキーの収納ポケットに、落下防止の為にかぶせ蓋をつけて欲しい。 ファスナーの開き方は、横から開くイメージでしたが、縦に開くイメージに変更。 縦に開くことで、マチの中で唯一底だけが革パーツとなります。 底にハトメを打ち、鍵を接続する為のチェーンを通すことに。 ご自宅の鍵にこのチェーンを接続させて、 ドアの鍵を開ける際には可動域が広く使いやすく。 お使いにならない時は、キーケースの表面に配置した、 鍵用のポケットへ鍵を固定します。 ↑  ↑  ↑   鍵用ポケットの位置は、 サンプルではマチの革パーツ部分に、 差し込んで固定する方法を提案させて頂いておりました

ボックスカーフを使用した、フルオーダーの『フォーマルバッグ』をお作りさせて頂きました。

『フォーマルバッグ』 

新年が明けて、1月が半月ほど経ちました。 実は、エスペディエンテとしてこの先の方向性を、 どちらを選択するか悩んでおりました。 この半月の間、ご来店下さるお客様には、 偶然にも自分たちの方向性の背中を押して頂けるお言葉を、 頂いておりました。 何人ものお客様より、恐らく無意識だと思いますが、 同じようなお言葉を頂きました。 とても励みになるお言葉です。 お蔭様でエスペディエンテとしてやりたいこと。やっていくこと。が、 一致することが出来ました。 迷いなく、美しい革製品を心掛けて参ります。 昨年の製作事例とはなりますが… お客様からの深いご理解とご期待を頂き、 エスペディエンテの全力の美しい鞄。 『フォーマルバッグ』の製作エピソードです。 式典の際に使用するバッグをお願いしたいのです。 と、ご依頼頂きましたのは、ちょうど昨年の1月。 まずは、ご希望される『フォーマルバッグ』の イメージを伺うことからスタートしました。 外縫いだけど、内縫いのふっくらした印象を感じる仕上がりに。 バッグの表にコバ面の角が出ないように。 『フォーマルバッグ』なので、スムースなボックスカーフを使用。 フォルムは「台形」に。 背面にスマホ用のポケットを欲しい。 着脱できるショルダーベルトが欲しい。 内装は2室。 マチは外折れ構造に。「外折れマチ」についてのブログ記事はコチラ ≫≫≫ …と、大まかなご希望はこんな感じ。 お好みのサイズ。お好みの見た目。 逆に、お好みじゃない事も伺いました。 出来上がりのイメージを膨らませ、 本製作の前のサンプル作りに取り組んだのが8月。 まずは、方向性を探る為に、床革でパーツをいくつも作り試行錯誤。 次に、紙を使ってバッグの仕上がりフォルムを探り、方向性の道筋を立てました。 仕上がりフォルムが決まると、 革を使って実寸大サンプルを作り、 そのサンプルで、お客様に見た目・使用感をご確認頂きました。 微調整のご指摘を頂きましたが、 ほぼほぼご要望通りということで… サンプルを製作しての経験を活かして、 さらにブラッシュアップさせます。 本製作に取り組ませて頂いたのが、10月。 有難い事に白と黒、 ふたつもオーダーご依頼頂いておりました。 白も黒も、定番革素材ではないボックスカーフでしたので、 試行錯誤しました。 ボックスカーフのマローカーフの革色ホワイト。 式典で

年末年始のお休みのおしらせ。

handbag

12月も後半戦。 今年もあとわずかとなって参りましたが、 今年中に完成させたいご依頼品がまだいくつかございますので、 黙々と製作へ取り組んでおります。 有難い事に、この年末12月から年始の1月にかけて、 より一層バタバタして参りました。 落ち着いて、手を動かして参ります。 さて、年末年始のエスペディエンテのお休みにつきまして、 お知らせいたします。 年末年始のお休み 2023年12月29日(金) ~ 2024年1月3日(水) 年明けは1月4日(木)から営業いたします。 来年も皆様のご来店・お問い合わせをお待ちしております。  

新作バッグのご案内です。ミニショルダー『スマホポシェット』を2色の革色でお作りしました。

leathershoulderbag

この冬は暖冬傾向に… といわれている通り、 今のところ、例年のような冷え込みが少なく、 過ごし易くて有難いです。が、もう12月の中旬を迎えている実感は薄いです。 毎日、黙々と籠って製作に向かう生活で、 カレンダーを見てハッとする、本日です…。 これまで新作を作る。という目標を掲げていたのにも関わらず、 なかなか着手できずにおりましたが、 なんとか今年中に、ようやく新作をご案内することができます! スマホと折り財布と小さめのキーケースが収まるサイズの ミニショルダー『スマホポシェット』が、 エスペディエンテの新作として仲間入りです!   製作のきっかけとなったのは、自分達が欲しかったからです。 最小限のアイテムだけ入る小さなサイズですので、身軽ですし、 小さいからこそ、コーディネートのポイント差し色になります。 そんなバッグを生み出そうとしていたら、 他のお客様からもとても評判が良かったので、 試作品サンプルを作り、 デザインと構造を試行錯誤して生み出すことができました。 まずは、スマホショルダーのようなミニショルダーを、 新しいアイテムとして、検討しておりました。 パーツの試作や、型紙の修正を繰り返し、 本番前の本番さながらの試作品サンプルを作りました。 本番の製作に入る前に、デザイン構造を探る為に、 見た目はもちろんですが、自分達で使ってみて、 使用感を確認する手順を踏みました。 使ってみて感じてわかったこと。 さらに、サンプルの段階で親しいお客様にご感想頂いたりして、 よし! これでいこう! となり、本番を迎えました。 試しに、サンプルのバッグに革のショルダーをつけてみました。 でも今回は、革では無いショルダーで、 見た目の華やかさと、軽さを重視していきたいと思っておりました。 小さなサイズのバッグを、もっと軽く、 もっと華やかな雰囲気になるように。 ショルダーベルトはジャガード織のコットン素材のショルダーを選びました。 シンプルなお洋服と組み合わせてアクセントとして、活躍します!   革に比べると柔らかな素材ですので、 馴染んでクセがつくまでは、ショルダーがねじれ易いかもしれません。 ショルダーが馴染み、またお使いになって所作も慣れてきましたら、 ねじれることなく、スムーズに掛けられます。 バッグのメイン収納は、L字のファスナーで開閉する

『タブレットトート』ブライドルレザーで統一されているお客様からのフルオーダーでのご依頼でした。

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昨日は、初雪でした。 今は良い陽射しのお天気で有難い! 店の外に出している、植物たちを屋内に入れなければならないのですが、 植物たちのスペースづくりが出来ておらず、 今度の定休日には冬の備えをしなければ! これから寒くなる季節。ブルブル震える寒さでも、 気持ちが上がる革製品、お作りさせて頂きました。 セドウィック社のブライドルレーシングレザーのチョコ色を使用して、 『タブレットトート』をフルオーダー製作でのご依頼を頂きました。 このバッグのポイントは、ブライドルを使用する事と「外折れのマチ」の構造です。 外折れマチのメリットは、マチが外側に逃げるので、最小サイズの内寸で仕上げることができます。 「外折れマチ」についてのブログ記事は コチラ≫≫≫ ご依頼下さったお客様は、すでにブライドルを使用した、 ビジネストートバッグ・長財布・キーケースと多数お作りさせて頂き、 エスペディエンテの革製品をご愛用下さっている方です。 ブライドルレザーの『ビジネストートバッグ』 ブログ記事は コチラ≫≫≫ お使い頂く中でブライドルに魅力を感じて下さり、 タブレットサイズの小振りなトートバッグをオーダーご依頼下さいました。 バッグも革小物も、「ブライドル」または「外折れマチ」という統一性をもって、ご依頼頂いております。   『タブレットトート』の縦横サイズは、 収納されるタブレット端末のサイズを基準にしながら、 長財布・スマホ・キーケース・タブレットがちょうど収まる、 仕上がりサイズを探りました。   プライベート要素の強いこのバッグの裏地には、 お客様にとってのラッキーカラー、オレンジ色を。 外装はシックに。 だけど、内装は明るい綺麗なお色に。というお客様は多いです。 『タブレットトート』の内装と同素材のアルラン社シュリー 革色オレンジを差し色に使用した『外折れマチ名刺入れ』を、 別のお客様からのご依頼でしたが、お作りさせて頂きました。 『外折れマチ名刺入れ』の外装は、同じアルラン社のシュリーのこげ茶。 そして、革色オレンジの差し色。 お使いになる際には、カードや名刺が収納されますので、 差し色の見え方がさり気ない程度にはなりますが、 日々、お使いになって手に取って、目にする度に、 オレンジが気持ちを上げてくれます!

気に入って下さったバッグを、もう一つ。使い易くサイズアップさせたフルオーダーでのご依頼です。

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朝晩は冷えますので暖房を使いますが、 日中は本当にポカポカ陽気。窓を開けて陽射しが入りちょうど良い陽気。 10月末となり、秋も折り返し。 このポカポカ陽気が残りわずかと感じると、何だかもったいなくて、 昨日は、洗濯機を2回まわし大物を洗い、本日もお洗濯してしまいました~。 2回のお洗濯つながりとはちょっとニュアンスは違いますが、 色も形も同じ見た目のバッグを、 2回めとなる2個めのオーダーご依頼を頂きました。 以前に、『ビジネスバッグ』と『バッグインバッグ』を お作りさせて頂いたお客様より、もうひとつお願いします! と、エスペディエンテにとって嬉しいご依頼でしたが、 見た目が同じバッグで宜しいのですか? と、ちょっとビックリもしました。 先にお作りさせて頂いた、フルオーダーの 『ビジネスバッグ』『バッグインバッグ』ブログ記事はコチラ ≫≫≫ お作りさせて頂いた『バッグインバッグ』は、 お使いになってみると、バッグインバッグに留まらず、 とっても気に入って下さって、いつも身に着けていらっしゃるくらいに、 メインのショルダーバッグとして、活躍してるそうです。 ただ、サイズが… 当初、収納する予定では無かった、 厚手のハンカチやティッシュも収納すると、容量も見た目もパンパンな状況に。 あともう少し大きければ、ハンカチやティッシュを収納してもゆとりがあるのに。 でも、バッグインバッグだったからな…と、 いつも感じながらお使いになられていたそうです。 というわけで、 バッグの高さサイズはそのままに、 横幅のサイズをアップさせた 『ショルダーバッグ』の製作フルオーダーにて、 ご依頼を頂きました。 横幅をサイズアップさせますが、 革色・糸色・裏地のお色は全く同じでという事で。 見た目のデザインにつきましては、 本当に気に入って下さっていらっしゃるのだな~と、 嬉しい事ですが感心してしまいました。 新たな『ショルダーバッグ』の全体サイズのバランスにつきまして、 現在お客様がお使いなられている『バッグインバッグ』と エスペディエンテのワンショルダーバッグ『オペレッタ』を サイズの参考にしました。 ショルダーバッグインバッグ『オペレッタ』のブログ記事はコチラ ≫≫≫ まずは、サイズアップさせた仕上がりサイズをご確認頂く為に、 実寸大サンプルを作りました。 サイズ感は良かったのですが、

エスペディエンテは秋休みとして連休いたします。リフレッシュして戻って参ります!

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暑かった9月から、10月に入った途端に駆け足で秋がやってきました。 急に肌寒くなり、強制的に秋冬モードです。 昨晩からストーブをつけました。 あったかくて快適でした~。 急なお知らせとなってしまいましたが、 エスペディエンテは秋休みを頂きます。 2023年10月10日(火) ~ 10月12日(木) 連休いたします。 10月13日(金)より通常営業しております。 リフレッシュして、戻ってきて参りますので、 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

革製品のストレスを解消させるオーダー製作のご依頼に取り組んでおります。

オーダーメイドの革製品

9月の中旬となり、日の出が遅くなってきてはおりますが、 過ごしやすい気温の爽やかな朝で秋の気配を感じる信州松本です。 でもまだ、朝のお散歩を復活させることができず、ちょっと自己嫌悪です。 さて、エスペディエンテに革製品のオーダーご依頼を頂けるきっかけのひとつに、 「ストレスを感じている事を解消して欲しい」と、 ご相談頂きながらお打ち合わせをスタートすることもございます。 例えば、「お財布」や「名刺入れ」の場合、 専用の収納アイテムにも関わらず、 収納したお札や名刺の角が折れてしまうことが気になっていて、 そのストレスを解消できることをずっと探していました。とか。 「バッグ」の場合、バッグに収納できる分だけたくさん収納すると、 収納物とマチが接触して、バッグのマチがふくれて変形してしまい、 結果、バッグの型崩れが気になります。と。 ストレスの原因は、どれも「マチ」が邪魔だったのです。 中に折れている「マチ」を外に折れるようにすれば、 ストレスを解消することができます。 言葉にしたら簡単ですが、「外に折れるマチ」を可能にすることは、 なかなか大変でした。 だから、世の中にそこまで多くないのかなと感じました。 マチが外側に折れるとマチが外側に避けるので、 収納物とマチが接触することが無くなります。 マチとの接触が無くなり邪魔しないということは、 内寸サイズギリギリまで収納できるようになります。 お札や名刺の場合、外に折れたマチと接触しないので、 折れたりして傷むことがありません。 お札の角が折れない!外折れマチの『ラウンドファスナー財布』 ブログ記事は コチラ≫≫≫   外側にマチが折れたバッグも、同じようにマチが外側に避けるので、 ちょっと多めに収納物を入れてバッグのマチと接触して膨らみそうでも、 もともと外に折れているので、マチの変形の心配をすることなく、 お使い頂けます。 「外折れマチ」のフォーマルバッグのブログ記事は コチラ≫≫≫     ストレスを感じることが多かったマチが中に折れる構造ですが、 お客様目線ではなく、設計・製作側からみるととても理にかなっておりました。 マチが中に折れれば、基準となる裁断面が外側にきます。 その場合、パーツ数は最低限でシンプルな構造で済みますし、 難しく考えなくて済みます。 作るうえではイメージし易いです。

お色違いのお揃い革製品。オーダーご依頼にてお作りさせて頂きました。

お揃い 『三つマチショルダー』 お揃いで

お盆期間に入りましたが、エスペディエンテは通常通り営業しております。 セミが鳴く声を聴きながらの、製作の日々です。 振り返ると… 今年の前半は、お色違いのお揃いアイテムのご依頼がいくつかございました。 お揃いでふたつもご注文下さった事もですが、 リピートして下さったことが本当に嬉しいです! 綺麗な革色のお揃いオーダーご依頼エピソードを2件振り返りますが、 どちらのご依頼主様も、リピートでのご依頼でした。 エスペディエンテのアイテムを増やしたいと、必要として下さる事は、 ご満足頂けなければ、増やしたいとは思われないでしょうから…。 嬉しく、励みになりますし、もっと喜んで頂きたい! もっと良い革製品をお届けしよう!という、原動力となります。 『三つマチショルダーバッグ』 こちらのショルダーバッグは、 昨年、フルオーダーにて黒とグレーの革色でお作りさせて頂いたバッグでして、 今年は、夏のバッグとして、 ホワイトとエメラルドの革色でお作りさせて頂きました。     季節に合わせて革色を変えて、 このショルダーバッグを使い分けて下さるというお客様。 使いやすく、毎日使っております!と、おっしゃって下さいました。 B5サイズのファイルが余裕で収納できるので、重宝しております! と、お使いになる日々のスタイルをお伝え下さいました。       『三つマチショルダーバッグ』製作エピソードのブログ記事は コチラ≫≫≫   外折れマチ『名刺入れ』     こちらの『名刺入れ』は、綺麗なお色が好きなご夫妻からのご依頼でして、 メタリックピンク×メタリックブロンズと、 同じツートーンカラーで少しずつ配色を変えて、 お揃いでお作りさせて頂きました。     旦那様は、糸のお色をブルーに。 奥様は、糸のお色をワインに。 マチの革色をお二人の中で変化をつけて、 エスペディエンテのロゴもシルバーとゴールドに変えております。 外折れマチ『名刺入れ』製作エピソードのブログ記事は コチラ≫≫≫ マチが二層式の『名刺入れ』もご好評頂いておりますブログ記事は コチラ≫≫≫

ビジネストートバッグ『Mトート』をオーダーご依頼頂きました。普遍的なバッグです。

暑い夏が続いております。 午後になると、恐らく体温よりも熱くなっているアスファルトがヤバイです。 体の上半分は、ぬるーい風を感じ(でも、まだ体温よりは高くなく)、 体の下半分は、熱々のアスファルトにジリジリと熱さられます。 そんな状況ですから、出来る限り外出は控えて黙々と製作を進めております。 ビジネストートバッグ『Mトート』を、 お作りさせて頂きました。 ご自分が欲しいと思うバッグのイメージがあり、 それを叶える為に探し求め、 エスペディエンテを見つけて下さったお客様からのご依頼でした。     革色カーキに、金具はゴールドの組み合わせです。 ご依頼下さったお客様は、 底鋲があって、 持ち手が倒せることができて、 そのバッグをオーダーできるお店を探されていて、 エスペディエンテを見つけて下さいました。 そして、そのご希望に『Mトート』がピッタリでした。 ビジネス用のバッグですので、四角いフォルムは無駄が無くて良いのですが、 ただ四角いバッグではなく表情をプラスさせて、 マチのラインを「くびれ」させております。   このマチの「くびれ」 言われなければ認識できない位の表情ですが、狙って表現をしております。 型紙上での話をすると、曲線ラインと曲線ラインの組み合わせです。 内縫いバッグの、直線と曲線の話。 直線のラインと直線のラインを内縫い合わせたら凹むし、 曲線のラインと曲線のラインをやり過ぎるとふくらみ過ぎる。 これまでの型紙の経験値が頭の中でデーターベースとなり、 ここまでやるとやり過ぎるな~といった、やり取りを頭の中で考え、 型紙上で型紙のラインを選択していきました。 ちなみに、底は直線と曲線の組み合わせ。     出来上がりのお渡しは… ご遠方にお住まいのお客様でしたので、 ご自宅へお送りさせて頂きました。 お会い出来ずのお渡しでしたので、 出来上がりの反応はどんなかなぁ… と思っておりましたら、 写真付きのメッセージを頂き、とってもお似合いで雰囲気が合っていて、 良かった~。と、にんまりです。 「とても可愛くて、明日から使うのが楽しみです。」と、お言葉を頂き、 可愛いと感じて下さった事は、意外でしたが、 ご自分好みを色々お選びになられて、 出来上がるまでのプロセスも含めると、 ただのバッグじゃくて、 ご自分

松本民芸館と茶懐石昇月へ。美しい職人仕事を体感して参りました。

茶懐石昇月 椀 水車蒔絵 横から

先日の定休日は、お休み日としてお出かけして参りました。 まず、訪れましたのは以前から気になっておりました、 松本市里山辺にございます、 松本民芸館 へ。 行こうと思えば、いつでも行ける距離なのですが、 なかなか、きっかけが無く、ようやく訪れることができました。           訪れての感想は、 美術館でも博物館でもない、もっと親しみを感じられる展示と空間でした。 展示物を拝見すると、使い易さだけではなく美しさも考える職人の手仕事と、 その意匠を汲み取り選択してお使いになる、使い手の姿。 どちらの目線からもイメージすることができて、楽しめました。   とんかつ【たくま】のデザインもありました。 懐かしいな…。 ご主人、元気にしているかな…と。 様々な土地・時代背景の展示品が、「用の美」として展示されております。 その後は、安曇野市穂高有明にございます 茶懐石 昇月 さんへ。       7月は七夕の献立ということで、 短冊形の器。笹の葉に天の川の星達に見立てた金箔。蛍の光とも感じます。 美しい盛り付けのお料理。 ここまでは、私たちでも理解が出来ましたが、 もうひとつの趣向は、 水を連想させることで感じる「夏の涼」。 暑いけれど、見た目からも涼しさを感じてもらえるようにという、 もてなしの、お料理・器・空間。         お料理や器の由来を解きながら頂くのですが、 発見や知らないことを知ること。気づきの連続です。 でも、自分達だけでは理解が足りず、 昇月のご主人と奥様にご説明を頂き、ようやく理解できること。 知らなかった事を、知ることができることが多いです。 (思いも寄らない)見るだけでは分からない、手間暇を惜しまないお仕事。 このようなお話のやり取りが、とても興味深く、 昇月さんでの楽しみでもあります。 翌日の営業日、 エスペディエンテに、二人の若い男性がご来店下さいました。 「革のバッグを探しています」と、おっしゃっておりましたが、 革が身近にあるわけではなく、 漠然と革製品が良いな。と、感じているようでした。 革に興味を持って下さったことは、チャンス! と思い、 私たちが昇月さんで感じている知る楽しさを、感じて頂きたく、 いつ

デザインステッチとなる、飛び石ステッチを施した『レザーリュック』の製作の振り返り。

rucksack

エスペディエンテへの初めてのオーダーご依頼では、 確実で仕上がりが想像できる範囲でのご依頼が多いですが、 リピーター様として、バッグやお財布のオーダーご依頼を重ねられたお客様は、 より素直なお気持ちと、ワクワク感をもってオーダーを頂きます。 良い意味での「ワガママ」をおっしゃって頂ける関係性と、 お客様のご期待と信頼を感じられる事は、喜びであります。 リピーターのお客様よりオーダーご依頼頂きましたエピソードとして、 デザインステッチとなる飛び石ステッチをプラスした 『レザーリュック』の製作ご依頼を頂きました。 お作りさせて頂く『レザーリュック』「デザインステッチ」と ご依頼下さったお客様のお人柄雰囲気をマッチさせる。 それを可能にするやり方パターンが色々ある中で、どれを選択するのか。 それを考え導き、手を動かします。 お客様の雰囲気をイメージしながら、クラフト感を感じさせない。 遊び心と、何処か漂うエレガントさを意識した、 飛び石ステッチの間隔を導き出しました。 本製作に入るまえに、まずは事前にステッチの間隔を変えて、 4パターンの飛び石ステッチを試しました。 見え方のバランスによって印象が全く変わり、 今回の『レザーリュック』に一番相応しい飛び石ステッチとして 向かって左から2番目のステッチを選択しました。 ステッチの間隔が決まったので、 お客様にご確認頂く為のパーツサンプルを作りました。 イメージは共有できているつもりではおりますが、 リアルで視覚的にご確認頂くことで、 ご提案とお客様のイメージの相違を出来る限り無くしたいのです。     お客様にこのサンプルご確認頂きましたら… わーーーー!! もう、この段階で素敵!!! 私共のご提案と、お客様のご意向がマッチできたリアクションを頂きました! 第一発目のサンプルで、イメージ通りとご納得頂けるように、実は散々考えます。 考えに考え抜いた一発目のご提案が一番気合が入りますし、 製作に向かう流れがストップしないように、 一発目のサンプルでご納得頂きたい気持ちも、正直あります。 お客様のご確認を頂けましたので次は、本製作の為の型紙を作ります。     この飛び石ステッチは、全て型紙があります。 偶然性のような自然なステッチの表現を意識した、 計画性のあるステッチです。 &nbs

エスペディエンテは10周年を迎え、入り口テントが新しくなりました!

エスペディエンテ店入口 新しいテント  

実は… エスペディエンテは今年、10周年を迎えました。 10周年にして、ようやく開業当初からやりたかった、 入口テントの張替えができました! 革の仕入れや、機材のメンテナンス等を、優先していて、 後回しにしてしまっていたテントの張替え。 長い時間がかかりました笑 ご相談させて頂き、施工をお願いしたのは、 ティーズ・デザイン さんです。 ↑ ↑ ↑     ティーズ・デザインの轟さんには、 エスペディエンテのパンフレットを作って頂いたり、 ご自身のお財布をお作りさせて頂いたりと、 いつもお世話になっている方です。 雑談をしながら、こちらの想いを伝え易いですし、 視野が狭くなっている私たちが気が付いていなかった事を、 視野の広い目線でご提案をして下さるので、 なるほどね~ と、うなるばかりです。 なるほどね~ のひとつは、看板。 テントと共に、看板も新しくなりました。 看板のデザインについて、テントの色パープルと同じ色にして、 共通性を持たせましょうと、ご提案頂きました。 そこまで考えが及ばず、なるほどね~ の瞬間でした。   以前のテントだった頃は、近くまでたどり着きましたが、 お店の場所が何処だか分かりませんでした~と、 迷子のお電話をよく頂いておりました。 新しいテントになりましたら、そのようなお電話は無くなり、 お店として、以前より認識し易くなったと感じております。 逆に、常連のお客様の反応は… と言いますと、 相談を重ねてよく練りましたので、新しいテントは見事に馴染んで、 新しくなったことに気が付かれ無い方の方が多く、 反応が薄いな~ という寂しさも少しありますが笑 綺麗になり違和感の無い仕上がりに、大満足でございます! ありがとうございました。 気持ち新たに、お客様のご来店をお待ちしております!      

『ラウンドファスナー長財布』お客様の個性豊かな仕上がりです。共通の特徴は外折れマチ構造。収納したお札の角が折れないお財布です。

ノブレッサカーフ:革色イエロー 『ラウンド長財布』

本日はGW連休最終日。 連休期間も通常営業しておりましたが、 普段なかなかお会い出来なかった ご遠方のお客様がご来店下さり、連休気分を感じておりました。 今年は、通常業務のオーダー革製品の製作以外にも、 店舗の一部をリニューアルさせて頂きまして、 その為のお打ち合わせや、書類づくりもあり、 あっという間に5月を迎えた気持ちです。 2023年に入ってから、 『ラウンドファスナー長財布』を色々お作りさせて頂いたな~と思い、 まとめてみました。 どのお財布も基本構造は、、、 内装のマチが外に折れることによって、 収納したお札の角がお財布のマチと接触することなく お札の角が折れない長財布です。 『外折れマチのラウンドファスナー長財布』を、 お客様それぞれのお好み、お使いになるスタイルに合わせて、 個性豊かな仕上がりにて、お作りさせて頂きました。                                                 『外折れマチのラウンドファスナー長財布』過去の製作事例 ブログ記事は コチラ≫≫≫  

ハンドバッグ『コッコローネ』記念日の贈り物プレゼントとしてお作りさせて頂きました。

ハンドバッグ 『コッコローネ』 ノブレッサカーフ 白 座って

春のお彼岸を迎え、松本市の桜も開花間近となって参りました。 花粉症と共に、季節の移ろいをしっかり感じております。 この冬は、ご来店やお問い合わせが例年よりも少なく、 世の中どうしてしまったのか、と不安に思う位に静かでした。 不安と危機感の冬でしたが、 春に移り変わると共に、ようやくお客様が動きだしたと実感しております。 先月から段々とバタバタとさせて頂きまして、 不安を感じる時間さえ無くなって参りました。 有難いです。 ここ最近のお客様の動向として、記念日の贈り物として、 オーダーメイドの革製品を贈りたいです。 という、ご依頼を頂くことが多くなって参りました。 贈られる方は、最初は戸惑いながらも、選ぶことを楽しんで下さっております。 出来上がっている革製品を購入して頂く店ではありませんので、 革からお選び頂く。 という、初めての経験をされるお客様は、 最初は少し受け入れずらく、壁があったりもしますが、 色々お話させて頂き、出来上がりを想像しながら、悩んで、 だんだんと前のめりになって、お好みをお伝え下さいます。 この3つのパターンの『コッコローネ』も同じように、 贈り物としてご依頼頂き、贈られた方、または贈る方が、 悩んでお選びになったものを、エスペディエンテが形にさせて頂きました。 成人を迎えるお若い女性から、 私たちの両親と同じ世代の女性まで、 贈られた方の年齢層の幅は広く、 年齢を問わず愛されるバッグとなり嬉しく思います。                 ハンドバッグ『コッコローネ』雰囲気を変えてのブログ記事は コチラ≫≫≫    

『内縫いペンケース』考察。 鞄職人:高山正樹 

ドイツシュリンク 『ペンケース』

    内縫いのペンケース。 パターンはいたってシンプルですが、 一部変わった縫い方をする事で 独特なフォルムが現れる ちょっとかわいらしいペンケースです。 ただ、この変わった縫い方が災いして、 修理がしずらいのが難点です。 なのでこの所、製作することを控えていました。 久々に製作しましたが、 この個性あるやさしい表情は、 好きな形でもあります。 作り手である以上、 修理を見据えたものづくりを心掛けたいので、 新たなパターンを模索して参りたいと思います。

『L字ファスナー長財布』ご自分用に。贈り物用に。革色の組み合わせは色々に。オーダーご依頼頂きました。

還暦祝い 『L字ファスナー財布』 斜めから正面

グレージュ好き! レザーアイテムは、 全て、グレージュで統一されているお客様より、 ご依頼頂いたことがきっかけでお作りさせて頂いた『L字ファスナー長財布』です。       この『L字ファスナー長財布』は 3番サイズのファスナーを使用しております為、 お財布の厚みは薄い仕上がりに。   そして、 L字ファスナーなので、中が見易いことが一番の特徴です。 ファスナーのサイズは3番を使い、 マチが細めですので、お財布の容量を保つ為に、 出来るだけお財布自体の厚みを抑え、 芯材は一切使用しておりません。 革なりの柔軟性が生きて、手触りも良いし、 その方が使いやすいのかなと感じております。 中にカードを収納された際には、 そのカード達が芯材の役割を果たし、型崩れすることなく。 また、お財布の中にカード等が収納されることで、 良い具合にお財布にハリが出ます。 カード入れは 6枚×2(両側)=12枚分と、 多目的ポケットがございます。 そして、 「内縫い」の仕上げですので、 最後には、必ず「ひっくり返す」工程がありますので、 革の柔らかさを残す必要がありました。 マチが無いけれど、内縫いがマチの役割となり、 想像以上に収納力があるんです。 そして、こちらは… 退職される方への贈り物を… というご依頼でした。     どんなアイテムにしましょうか? …と、お打ち合わせさせて頂きましたが、 これまで、 ご一緒にお仕事を過ごされている中で、 自然に、じんわりと… 贈られたらきっと喜ばれる、そんなアイテムが見えているご様子でした。 お財布が良いと思うんです。と、お気持ちを伺い、 余りに仰々しい長財布よりも、 スッキリしているのに、意外と収納性も高い! 『L字ファスナー財布』をお勧めさせて頂きました。     お客様より、 お渡しされた際の反応と、新たなスタート共に、 このお財布をお使いになられるそうです! …と、お知らせ頂き嬉しい限りです。 以前から… エスペディエンテをご利用下さるお客様より、 お母様の還暦の記念に、お財布を贈りたいんです! …と、事前にご相談を兼ねてご来店下さってのご依頼でした。 事前のお打ち合わせですと、 お母様のお財布は割とふくれているので、 たっぷり容量のお財布が良いと思うんです。

『レザーリュック』革色いろいろ。お好きな革色をお選び頂きパターンオーダーにて、お作りさせて頂きました。

ドイツシュリンク ライムグリーン 『リュック』 

2月も後半戦となり… 先週は大雪でしたが、本日は雨模様です。 陽射しも明るくなってきたし、日が長くなってきたように思います。 暖かくなったら、どこかへお出かけしたいな~と、 お出かけスケジュールを妄想旅行するのも楽しいです。 すでにお出かけの予定がありますので、その日に間に合わせて欲しい。 というご依頼もありますし、今度の週末東京に行く予定なので、 それに合わせてバッグを受け取りに来ましたと、 東京へのお出かけがバッグのデビュー日になるお話を伺い、 そんなシチュエーションを想像するだけで、私たちも気持ちが上がってきます。 そんな風に、バッグにまつわるお話をお客様から色々お伺いします。 普段はハンドバックをメインに使いますし、 所有しているバッグのラインナップもハンドバッグがメイン。 でも、『リュック』はひとつ持っておきたいし、 探しているんです~ と、おっしゃるお客様は多いです。 ひとつは『リュック』を。 それは私たちもお勧めします。 商品化にはならなかったパターンのリュックではありますが… 我が家でもリュックをひとつ愛用しております。 歩くシーンが多い旅行の際には、 背中で背負う形の『リュック』は本当に楽です! 楽なのに、、、 レザーリュックならば、 お洒落してのお出かけコーディネートにも相応しく、 恥ずかしくないし、楽してる感も無い! …そんな『リュック』が欲しいです。 というお声から、製作のきっかけを頂きました。                             メインの開口部は、かぶせ蓋になっておりまして、 ヒネリの金具で開閉いたします。 内装の口元すぐには、マグネットを配置しております。 このマグネットをちゃんと留めておくことで、 『リュック』のフォルムは保たれます。 かぶせ蓋の頂点には、スライド式のハンドルを配置しておりますので、 手提げで持った際も、全体の雰囲気を壊さない、 良いスタイルでお使い頂けます。 両肩に掛けるショルダーは、美錠を配置しておりますので、 長さを調節することができます。 サイズ感につきましては、ちょうどA4サイズが納まるサイズ感で、 なかなか使い易い大きさで仕上がったと感じております。

フルオーダーの『ショルダーバッグ』スワローマチの構造に挑戦させて頂きました。

『ショルダーバッグ』 出来上がり

新年の営業がスタートしてからおよそ1週間。 穏やかに製作の日々を過ごしております。 昨年の10月頃から12月まで長期戦で取り組ませて頂いた フルオーダーの『ショルダーバッグ』。 今の自分では生み出せない。そんな気がします。 穏やかなメンタルとは正反対で、 当時、とても追い込まれておりました。 追い込まれていたからこそ、生み出すことが出来たバッグです。 製作エピソードを振り返りました。 さみしさ。 出来上がると、一番はその感情。 作り終えて、必要な型紙減っていく。 芯材やパーツの革も、仕立てていくと形となり 作業机から減っていく。     ↑ ↑ ↑ 本番製作中のひとコマです。 本番だから、正確に。 カットも縫い代も、とにかく全て正確に進めていくことに専念する。   ↑ ↑ ↑ お客様にご確認頂いた実寸大サンプルです。 方向性が見えてきた。 パターンも見えて、形にしたときに不具合と壁にぶち当たる。 アウトラインができたけれど、裏地をどうやって組み込むのか、 どうやってまとめ上げるのか、探りながら色々な方法を試す。 試しながら方法パターンを決めていく。   ↑ ↑ ↑ とりあえず光が見えてきた。 ちょうど真ん中のサンプルが、 これにいきたい!…と、目標として見えてきた。 目標が見えてきたら、 形にする型紙へ落とし込む為に解き明かす。 まだお客様にお見せできる段階ではありませんが、 ここへいくには、 どこでパターンを切るのかどこまで縫うのか。 それを探る。 それが見えてきて… ようやく次の段階へ。 ↑ ↑ ↑ 全く構造も作り方もサイズ感も見えていない状況のサンプル とにかく手を動かし、目標を探る段階。 でも全然みつからない… 苦しい段階。 この長期戦のフルオーダー『ショルダーバッグ』 スタートとなるお打ち合わせは、 お客様のご希望イメージを画像やお持ちのバッグから伺い、 それを具現化する苦しさはございましたが、 お客様もご一緒に向き合って下さり、 お電話やメッセージのやり取りを重ねました。 『ショルダーバッグ』の構造として、 外縫いで仕上げたエスペディエンテの 『ミニバッグ』を内縫いで仕上げ、 内装の構造も同じように3つのマチと、 手前のマチに仕切りを配置することをご希望されておりました。   『ミニバッグ』の製作エピソ