『フラン』

『マリー』

『Mトート』

『フォルテ』

『サコッシュバッグ』

『内縫いブリーフ』

ブライドルレザー『天ファスナービジネスバッグ』

年末年始のお休みのお知らせ ‐今年も大変お世話になりました‐

2024年もあと数日となって参りました。 振り返りますとあっという間でしたが、 色々悩んで挑戦した1年でした。 挑戦したお陰で出会えた方もいらっしゃるし、 バッグ好きの女性が多い事も改めて感じました。 バッグ好きの女性の心を刺激する、 新たなアイテムもご提案していきたいです。 今年はショルダーバッグ『アニブ』を生み出しました。 ショルダーバッグ『アニブ』誕生エピソードは コチラ≫≫≫ 来年は、『アニブ』から派生させたバッグを生み出したいことと、 写真にあります『スカーレット』のミニサイズを ショルダーで持てるように、考えたいです。 ハンドバッグ『スカーレット』製作事例 コチラ≫≫≫ さて、年末年始のお休みのお知らせです。 2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金) までお休みいたします。 2025年1月4日(土) より通常営業いたします。 ※新年の1月1日~3日は営業はお休みですが、 ゆっくりと仕事をしております。その方が体調のリズムが整いますので笑 三が日の正月休み時間を使ってご来店をご希望の方はお電話下さいませ。 (エスペディエンテ ☎0263‐88‐2230) お客様・応援して下さる皆様、今年も本当にありがとうございました。 来年もオーダーご依頼たくさん頂きたいです。 何か気になっているアイテムがございましたら、いつでもお待ちしております。 期待を裏切らず、丁寧に取り組んで参ります。
ショルダーバッグ『アニブ』のお披露目会を開催中です。今年の集大成!

今年も最後の月となりました。 自分事ではありますが10月から色々挑戦しており、 時間の経過が加速して12月を迎えております。 2024年の集大成と言ったら大げさですが、 今年、生みだしてすでにご愛用下さる方も多数いらっしゃる ショルダーバッグ『アニブ』のお披露目会をひっそりと開催中です。 新作バッグ ‐アニブ‐ お披露目会 2024年12月25日(水) まで開催中でございます 会場はエスペディエンテのアトリエです (火曜日定休) 期間中にご購入・オーダーご依頼いただけましたお客様へ プチギフトをお贈りいたします (先着順、数に限りがございますのでご了承くださいませ) レザーの『アニブ』は以前にもご案内しておりましたが、 今回のお披露目会に合わせて、 キャンバス生地とレザーのコンビネーションもお作りしております。 キャンバス『アニブ』の製作エピソードです。 今年になってから挑戦させて頂いた事のひとつが、 生地物と革との組み合わせのバッグです。 お客様がお使いになっていた生地物トートバッグを革と組み合わせて 「サコッシュバッグ」にリメイクするご依頼に取り組ませて頂きました。 そのお蔭で経験値が増えて、生地と革の組み合わせのバッグ作りたい! と、ずっとあたためて参りました。 革と異素材の組み合わせたバッグのブログ記事は コチラ≫≫≫ これまでの革での『アニブ』のイメージを壊さないことに配慮しながら、 型紙を起こしました。 キャンバス生地をメインに、 強度的に必要な所と見た目のバランスを考えながら革を取り入れました。 なんやかんやで、革のみでお作りするよりも型紙のパーツ数は増えて、 製作の工程も増えてしまいましたが、仕上がりの良さを重視して取り組みました。 ショルダーバッグ『アニブ』の誕生エピソードは コチラ≫≫≫ 重量はかなり軽くなっております! 見た目が貧弱になることなく、 バッグの重さを軽くさせることがテーマのひとつでした。 キャンパス生地の『アニブ』本体の重さは 500g と軽さも魅力となりました。 革でのパターン本体の重さは 620g でした。 生地素材を使うことで抜群に軽くなりました! より軽さを重視されます方には、生地物のショルダーベルトを。 シックな印象をプラスされたい方には、革のショルダーベルトをお選び頂けます。 キャンバス生地『アニブ』
10月のエスペディエンテは3連休を頂きます。ご予定の確認をお願いいたします。

10月に入り、ようやく過ごしやすくなって参りました。 冷房も暖房もいらない、一番心地よい季節です。 さて、エスペディエンテは秋休みとして連休を頂きます。 火曜日の定休日をふくめました… 10月8日(火) ~ 10月10日(木) の三日間連休致します。 この期間にご来店を検討されておりましたお客様がいらっしゃいましたら申し訳ありません。 上記以外の営業日のご来店をお待ち申し上げております。
フルオーダーのご依頼、通帳印鑑ケース『オーガナイザーケース』機能面も見た目も妥協の無い革製品です。

9月17日の中秋の名月。 18日の朝方ふと目を覚まし、西側の窓にくっきりと真ん丸と見えました。 秋の気配と、まだまだ残暑。 グラデーションの季節ですが、 お作りさせて頂いたご依頼品はくっきりなコントラストでした。 フルオーダーでご依頼いただきました、 通帳印鑑ケース『オーガナイザーケース』の製作エピソードです。 ご依頼下さったお客様は、 すでにエスペディエンテの革製品をいくつかご愛用頂いておりまして、 再びのご依頼はとても嬉しく感じます。 ご満足頂けているご様子を伺えることができてとても有難く、 でも、だからこそ、これまでよりもさらにご満足頂けますようにと、 手は抜けず身が引き締まる思いです。 通帳と印鑑を収納するケースを作ってもらいたいのですが、デザイン構造についてはお任せします。というスタートでした。 お打ち合わせではまず、大切な印鑑ですので「絞り」をご提案させて頂きました。 印鑑を革で覆い守るように収められたら良いのかな… と思ったのですが、 「普通ですよね。」 というお客様からの反応でした。 そこでようやく、 そうか! お客様は変わったモノが欲しいのだ! と、理解できました。 絞りで専用ケースのようにとか、 ロールペンケースのイメージ等ご提案させて頂きましたが、 イマイチ反応が良くなくて、お打ち合わせを進めていきますと… 印鑑が専用スペースで守られている構造を求められているわけでは無く、 固定できるだけで十分。というご意向がわかりました。 では、印鑑を固定するにはどうするか… とアイディアをしぼり、 ひらめきましたのが ゴムバンド式のバッグインバッグの構造を候補としてご提案しました。 「面白そうですね!」 と、 お客様はようやくのってきて興味をもってくださいました。 ゴムバンド式を提案したものの、それが本当にできるのかどうか…。 どんな風に仕上がるのか、正直未知数でしたので、 まずは仕上がりと使用感を確認する為のサンプルを作ってみて、 確認してみましょうということになりました。 綺麗なお色が好きなお客様でしたので、 せっかくだからカラフルにお願いしたいな。と、お好みも伺いました。 振り返るとこれまでのご依頼品全て、色について追求されておりました。 サンプルで仕上がりイメージをご確認頂きますと、まずは好反応を頂きまし
『スマートキーケースラウンド型』スマートキーと鍵あわせて収納できます。

お盆休み期間、皆様お元気にお過ごしですか? 私たちは、いつも通り。 黙々と静かにですが笑 元気に過ごしております! スマートキーと鍵を収納できて、手の中に収まるサイズ感が魅力の 『スマートキーケースラウンド型』を店置きに用に作りました。 エスペディエンテを創業する頃、現在もお世話になっておりますお客様から リクエスト頂いた事が、このキーケースが生み出されたきっかけです。 当時を振り返りますと… 何個もキーケースのサンプルを作りご覧頂き、やり取りを重ねました。 スマートキーとご自宅の鍵をまとめて収納できて、 大き過ぎない手の中に収まるサイズ感と感触に、お客様は妥協されませんでした。 ファスナーが配置された小さなポーチのようなサンプルを幾つも作り、 ご指摘を頂きその繰り返しで、 たどりついたのがこの『スマートキーケースラウンド型』です。 内装の奥に配置されているキーリングには、 厚みのあるスマートキーを配置します。 持ち歩いているだけで良いスマートキーですので、 中に固定されたキーリングに配置することで、 ケースからこぼれ落ちることなく収納できます。 反対側の外側に配置しておりますキーリングには、 ご自宅の鍵を配置して頂きます。 リングは外に出したり、中に収納したり180度動きますので、 リングに接続されている鍵も一緒に、 外に出すことも、中に収納することもお好みでできます。 使用しております革素材につきましては、外装はドイツ由来のドイツシュリンク。 内装は国産のピッグスエードを使用しておりますので、 フルレザーのキーケースです。 外装のドイツシュリンクは、 その名の通りシュリンクされた革の表情と発色の良さが特徴です。 見た目と共に、ドイツシュリンクでお勧めしたい事は質感です。 程よい厚みのある革で柔軟性もあり、手の中に収めた時の感触は、 モチモチして触り心地がとても良いです。 内装のピッグスエードも発色の良さが特徴ですが、 内装用の革素材となりますので、 厚みは薄いのですが、摩擦に強く丈夫な革素材です。 今回仕上げたキーケースは、 ファスナーのツマミも色々なパターンで作りました。 しずく形・ダイヤ形・ループ形・タッセル形で作り、 仕上がりイメージのバリエーションを演出しました。 仕上がり品をお買い上げ頂く事もできますし、 そ
『ミニショルダー』にMサイズが仲間入りです。お好みやライフスタイルに合わせたオーダー製作事例です。

グレーがかった雲に覆われた梅雨空でスタートの7月です。 今年も後半戦となるわけですが、昨年から続く新作『ミニショルダー』に 新たなサイズが仲間入りしました! エスペディエンテの新しい定番バッグとして仲間入りしておりました ミニショルダー『スマホポシェット』は スマートフォンと折り財布と小さ目のキーケースがちょうど収まるサイズ感で、 小ささが可愛いバッグです。 ミニショルダー『スマホポシェット』のブログ記事は コチラ≫≫≫ 『スマホポッシェット』の見た目・形を気に入って下さったのですが、 サイズ・容量が小さいな~と、おっしゃるお客様のお声により、 見た目はそのままにサイズアップさせた 『ミニショルダーMサイズ』をお作りするきっかけを頂きました。 不必要に大きくしては、印象が全く変わりますので、 ご要望頂いたお客様の感覚を伺いながら、より良いサイズを模索いたしました。 その結果、少々厚みのある折り財布、タオルハンカチ等、 厚さのあるアイテムも収納できるサイズとして、 可愛さよりも実用性を重視『ミニショルダーMサイズ』が誕生いたしました。 まず1作目のMサイズは、サイズアップさせるきっかけを頂いた お客様からのご依頼、オリジナル感あふれる多数のお色づかいのオーダーでした。 出来上がりの様がどんな雰囲気になるのか製作している自分達ですら 想像できるような、できないような…。 色数豊富なこのバッグの仕上がりを、すでに想像できているお客様には、 感心するばかりでした。 革色はドイツシュリンク:トープ色と シュリー:ピンクゴールド色のツートーンです。 キラキラピンクゴールドはお客様のご要望です。 キラキラカラーに合わせて落ち着いた トープ色の組み合わせをお選びになりました。 ステッチの糸色は、ターコイズブルー。 ファスナーテープのお色とコバのお色が、パープル。 裏地のお色は、サーモンピンク。 ひとつのバッグに5色も取り入れてまとめ上げる事は、 もしかすると、初めてかもしれません。 ここまでの色数ですので、仕上がりはどんな雰囲気になるのかな…と、 想像しながら、製作を進めて参りました。 出来上がってみると、派手になる事無く、明るい存在感がとっても心地よい。 ご依頼下さったお客様のお人柄が表現されたバッグとなりました。 「良い意味で期待を裏切りました!」 出来上がりをご覧になったお
革と異素材を組み合わせたバッグ。リメイクのご依頼を頂きました。

ご夫妻でエスペディエンテをご愛顧下さるお客様より、 何かに活かせるかな? と、お問い合わせを頂いたのが、 20年程前に購入されたエルメスの生地物ショルダーバッグでした。 以前より、革と革以外の素材を使った 新しいアイテムに挑戦してみたいなと思っておりましたので、 良いチャンスだと思い、ご依頼を承らせて頂きました。 バッグのメインとなるロゴを中心にトリミングして 裁断された生地に対してちょうど良いサイズが、 『サコッシュバッグ』でした。 『サコッシュバッグ』のブログ記事は コチラ≫≫≫ 定番デザインですと、メイン収納とポケットのファスナーとございますが、 ロゴを活かすために表面はメインファスナーのみにして…と、 リメイクのご依頼を頂きました。 これまで、ヘリンボーン柄の生地をバッグに仕上げたことが無かったので、 裏打ちする芯材の選択に悩んでおりました。 そこで、松本市中町通りにございます 「ようさん工房」のようさんに相談しにいきました。 ようさんがストックされている芯材の中から選んで下さったものを その場で仕上がりの質感の違いを比較しながら試して下さいました。 お蔭で、良さそうな芯材にたどり着くことができました。 あわせて、なんとなく… この生地のシミは、自分で落とせるものなのかな? と、ようさんに話してみると 「絶対止めた方がいいよ~。生地の質感変わっちゃうよ~。」 「お世話になったクリーニング屋さんがあるから、そこにお願いしてみなよ~。」 相談にのってくれるから行ってみるといいよ。と、アドバイスを頂き、 そのまますぐ教えて頂いた「宮坂クリーニング所」さんへ。 シミ取りをして下さる、旦那さんに見て頂きましたが、 生地の劣化もあるし、簡単にはいかない。 処置をして生地がもつかどうか。生地の地がでてしまわないか…と。 どこまでシミを落とせるか明言はできませんが、 ご依頼頂ければ、承ります。とおっしゃって下さったので、 現状よりも良くなるのならば! と思い、 ご依頼主様にもご確認を頂き、シミ取りをお願いすることにしました。 シミ取りが仕上がってきて… 綺麗でした。十分過ぎるくらい綺麗でした。 生地のシワも伸ばして下さり、素材として見栄えも良くして頂きました。 自分でやらずに良かった! お願いして本当に良かったと感じました。 ちょうど忙しい時期
ポーチ好きの方からのお声で作りました!『レザーポーチ』ポーチにも、ミニクラッチにも。

今年のエスペディエンテは、新しいアイテム作りを、 これまで以上に取り組んでおります。 こんなの作りたいな~とか、挑戦したいことにあふれております! ポーチ好きのお客様からのお声がきっかけでお作りしました、 新作『レザーポーチ』のご紹介です。 定番アイテムにするつもりは無く、まずお作りしたポーチが、 新しいショルダーバッグ『アニブ』をお買い上げ下さったお客様の為。 新しいショルダーバッグ『アニブ』のブログ記事は コチラ≫≫≫ お買い上げ下さったお客様は、『アニブ』をお使いになる際には、 スマホと長財布とポーチを収納されるとの事。 実際にお使いになられていたポーチを収めてみましたが、 バッグのサイズに対して少々サイズが大きかったので、 新しいポーチを探します。…と、おっしゃっておりましたので、 『アニブ』とお揃いの『ポーチ』も、急遽お作りさせて頂きました。 バッグにちゃんと収まるけれど、小さすぎないポーチのサイズを導き出すことに、 意外と苦戦しました。 革色ダークグリーンの『アニブ』とお揃いの『ポーチ』ですが、 ちょうど製作しているところへ別のお客様がご来店下さり、 『ポーチ』をご覧になって、「これ良いじゃないですか~」 「自分、ポーチ好きなんですよね~」と、 想像していなかった反応を頂きました。 それは何故かといいますと、 ポーチは『アニブ』の為だけにお作りしておりまして、 定番アイテムとするつもりは考えもしませんでしたが、 すごく良い反応を頂いたので、じゃ、試しに作ってみようかと。 思考と感覚がポーチになっているうちにお作りすることが良いと思い、 早速にも『ポーチ』の製作に取り掛かりました。 サイズ感は、アニブ用のポーチよりもひと回りサイズアップさせて、 ドイツシュリンクの革色ネイビーと革色トープでまずはお作りしました。 ポーチとして身の回りのアイテムを収納してお使い頂いても良いですし、 スマホと小さなお財布がちょうど収まるサイズですので、 ミニクラッチバッグのようにもお使い頂けます。 そして、この『ポーチ』はミニショルダー『スマホポシェット』とシリーズ化となるように仕上げております。 ファスナー周りの当て革と、構造が共通しております。 統一感をもったアイテムで、意識の高さを演出できます。 お揃いで整えていくことも、また気持ち良いです! ミニショルダー『スマホポシ
新作ショルダーバッグ『アニブ』スワローマチの2室構造が特徴で、お洒落な見た目のバッグです。

気がついたら… エスペディエンテはこの春で、12年目へとスタートいたしました! 四苦八苦しながらですが、 そういったことも充実した日々で振り返ると楽しいことが多く、 ご愛顧下さるお客様、ご支援下さる皆様のおかげで、 元気に過ごし、鞄作りに取り組む事ができております。 感謝しかありません。 有難い感謝の気持ちをもって、これからも続けて参ります。 さて、なぜ、気がついたら12年目と、なってしまったのか申しますと… オーダーご依頼品を取り組みながらも、 新しいショルダーバッグを生み出したく模索しておりました。 頭の中は、ますますバッグのことでいっぱいになってしまい、 周年のことは、正直忘れてしまっておりました。 バッグの事で頭の中をいっぱいにして日々を過ごし、 生み出すことができました! 新しいショルダーバッグ『アニブ』が、定番アイテムに仲間入りいたします! 製作に取り組むきっかけとなったエピソードです。 フルオーダーでお作りさせて頂いた『三つマチショルダーバッグ』 スワローマチという構造に挑戦させて頂いた、 思い入れのあるバッグのひとつです。 フルオーダーの『三つマチショルダーバッグ』 製作エピソードはコチラ ≫≫≫ このスワローマチの構造を活かして派生した、 二つマチのショルダーバッグを生み出したいと、日々考えておりました。 作りたい思いはあるけれど、さていつ取り組もうかと。 どんな風に仕上げたら良いのかなと、悩んでおりました。 そして、ある日、 「自分の誕生日のプレゼントとしてエスペディエンテのバッグを選びたいです」 と、とても光栄なお言葉を頂きました。 そのお客様は、ご両親の還暦お祝いの贈り物として、 エスペディエンテの革製品をお選び下さっていました。 ご両親様には「欲しい」と感じるアイテムを実際にお会いしてお選び頂き、 お作りさせていただきました。 これまでは、ご家族様への贈り物のご依頼でしたが、 ご自分用にも欲しい!と感じて下さったことは、本当に有難く嬉しかったです。 ただ、ご来店頂いた当時、 私共でご提案できるアイテムの中で「欲しい!」と感じて、 気に入ってくださるバッグが無く、 スワローマチのショルダーバッグのお話をしましたら、 興味を持ってくださいましたので、 これまで悩み温めてきた製作のタイミングがいよいよやってきたというわけです。 フルオーダーの『
フルオーダーにて製作いたしました『スクエア型ファスナーキーケース』スマートキー・鍵・カードを収納。

3月も半ばが過ぎ、春から新生活を迎える方も多いかと思います。 新居での生活に合わせたキーケースの製作ご依頼を頂いておりました。 すでに、お客様はこの春で新生活1周年となり、 ご依頼から出来上がりまで1年ほどのお時間がかかってしまいましたが、 エネルギーの詰まったキーケースができあがりました。 ご依頼下さったお客様は、 ご家族様でエスペディエンテの革製品をご愛用下さっており、 出会いは、お嬢様のお財布をお作りさせて頂いた事。 それをきっかけに、ご家族様それぞれのお好みのお財布をお作りさせて頂き、 バッグもお作りさせて頂きました。 そして、今回はキーケースのご依頼を頂きました。 これまでお使いになられていたキーケースは、 お母様が以前にプレゼントされたもので、 それと同じキーケースを皆様お使いになられていました。 素材がナイロン製でしたので、同じような機能を持たせて、革で作って頂きたい!というご依頼でした。 お客様がご要望されていたことは、 キーホルダーは3連以上で。 スマートキーを収納したい。 スマートキーの誤作動防止の為、硬めに仕上げて欲しい。 カードを4枚程収納したい。 ご自宅の鍵は、外側に出しながらもキーケースに固定したい。 仕上がりの縦横サイズは、大きくなり過ぎない事。 以上のことを、お打ち合わせにて伺いまして、 まずは、ご要望を具現化した仕上がりイメージをご確認頂く為に、 型紙を起こし、実寸大サンプルをお作りしました。 お客様はそのサンプルをしばらくの間、実際にお使いになり、 お使いになってのご感想と改善点を伺いました。 サンプルをご確認頂き、デザイン構造を決定。 キーホルダーは4連に。 スマートキーの収納ポケットに、落下防止の為にかぶせ蓋をつけて欲しい。 ファスナーの開き方は、横から開くイメージでしたが、縦に開くイメージに変更。 縦に開くことで、マチの中で唯一底だけが革パーツとなります。 底にハトメを打ち、鍵を接続する為のチェーンを通すことに。 ご自宅の鍵にこのチェーンを接続させて、 ドアの鍵を開ける際には可動域が広く使いやすく。 お使いにならない時は、キーケースの表面に配置した、 鍵用のポケットへ鍵を固定します。 ↑ ↑ ↑ 鍵用ポケットの位置は、 サンプルではマチの革パーツ部分に、 差し込んで固定する方法を提案させて頂いておりました
ボックスカーフを使用した、フルオーダーの『フォーマルバッグ』をお作りさせて頂きました。

新年が明けて、1月が半月ほど経ちました。 実は、エスペディエンテとしてこの先の方向性を、 どちらを選択するか悩んでおりました。 この半月の間、ご来店下さるお客様には、 偶然にも自分たちの方向性の背中を押して頂けるお言葉を、 頂いておりました。 何人ものお客様より、恐らく無意識だと思いますが、 同じようなお言葉を頂きました。 とても励みになるお言葉です。 お蔭様でエスペディエンテとしてやりたいこと。やっていくこと。が、 一致することが出来ました。 迷いなく、美しい革製品を心掛けて参ります。 昨年の製作事例とはなりますが… お客様からの深いご理解とご期待を頂き、 エスペディエンテの全力の美しい鞄。 『フォーマルバッグ』の製作エピソードです。 式典の際に使用するバッグをお願いしたいのです。 と、ご依頼頂きましたのは、ちょうど昨年の1月。 まずは、ご希望される『フォーマルバッグ』の イメージを伺うことからスタートしました。 外縫いだけど、内縫いのふっくらした印象を感じる仕上がりに。 バッグの表にコバ面の角が出ないように。 『フォーマルバッグ』なので、スムースなボックスカーフを使用。 フォルムは「台形」に。 背面にスマホ用のポケットを欲しい。 着脱できるショルダーベルトが欲しい。 内装は2室。 マチは外折れ構造に。「外折れマチ」についてのブログ記事はコチラ ≫≫≫ …と、大まかなご希望はこんな感じ。 お好みのサイズ。お好みの見た目。 逆に、お好みじゃない事も伺いました。 出来上がりのイメージを膨らませ、 本製作の前のサンプル作りに取り組んだのが8月。 まずは、方向性を探る為に、床革でパーツをいくつも作り試行錯誤。 次に、紙を使ってバッグの仕上がりフォルムを探り、方向性の道筋を立てました。 仕上がりフォルムが決まると、 革を使って実寸大サンプルを作り、 そのサンプルで、お客様に見た目・使用感をご確認頂きました。 微調整のご指摘を頂きましたが、 ほぼほぼご要望通りということで… サンプルを製作しての経験を活かして、 さらにブラッシュアップさせます。 本製作に取り組ませて頂いたのが、10月。 有難い事に白と黒、 ふたつもオーダーご依頼頂いておりました。 白も黒も、定番革素材ではないボックスカーフでしたので、 試行錯誤しました。 ボックスカーフのマローカーフの革色ホワイト。 式典で
年末年始のお休みのおしらせ。

12月も後半戦。 今年もあとわずかとなって参りましたが、 今年中に完成させたいご依頼品がまだいくつかございますので、 黙々と製作へ取り組んでおります。 有難い事に、この年末12月から年始の1月にかけて、 より一層バタバタして参りました。 落ち着いて、手を動かして参ります。 さて、年末年始のエスペディエンテのお休みにつきまして、 お知らせいたします。 年末年始のお休み 2023年12月29日(金) ~ 2024年1月3日(水) 年明けは1月4日(木)から営業いたします。 来年も皆様のご来店・お問い合わせをお待ちしております。
新作バッグのご案内です。ミニショルダー『スマホポシェット』を2色の革色でお作りしました。

この冬は暖冬傾向に… といわれている通り、 今のところ、例年のような冷え込みが少なく、 過ごし易くて有難いです。が、もう12月の中旬を迎えている実感は薄いです。 毎日、黙々と籠って製作に向かう生活で、 カレンダーを見てハッとする、本日です…。 これまで新作を作る。という目標を掲げていたのにも関わらず、 なかなか着手できずにおりましたが、 なんとか今年中に、ようやく新作をご案内することができます! スマホと折り財布と小さめのキーケースが収まるサイズの ミニショルダー『スマホポシェット』が、 エスペディエンテの新作として仲間入りです! 製作のきっかけとなったのは、自分達が欲しかったからです。 最小限のアイテムだけ入る小さなサイズですので、身軽ですし、 小さいからこそ、コーディネートのポイント差し色になります。 そんなバッグを生み出そうとしていたら、 他のお客様からもとても評判が良かったので、 試作品サンプルを作り、 デザインと構造を試行錯誤して生み出すことができました。 まずは、スマホショルダーのようなミニショルダーを、 新しいアイテムとして、検討しておりました。 パーツの試作や、型紙の修正を繰り返し、 本番前の本番さながらの試作品サンプルを作りました。 本番の製作に入る前に、デザイン構造を探る為に、 見た目はもちろんですが、自分達で使ってみて、 使用感を確認する手順を踏みました。 使ってみて感じてわかったこと。 さらに、サンプルの段階で親しいお客様にご感想頂いたりして、 よし! これでいこう! となり、本番を迎えました。 試しに、サンプルのバッグに革のショルダーをつけてみました。 でも今回は、革では無いショルダーで、 見た目の華やかさと、軽さを重視していきたいと思っておりました。 小さなサイズのバッグを、もっと軽く、 もっと華やかな雰囲気になるように。 ショルダーベルトはジャガード織のコットン素材のショルダーを選びました。 シンプルなお洋服と組み合わせてアクセントとして、活躍します! 革に比べると柔らかな素材ですので、 馴染んでクセがつくまでは、ショルダーがねじれ易いかもしれません。 ショルダーが馴染み、またお使いになって所作も慣れてきましたら、 ねじれることなく、スムーズに掛けられます。 バッグのメイン収納は、L字のファスナーで開閉する
『タブレットトート』ブライドルレザーで統一されているお客様からのフルオーダーでのご依頼でした。

昨日は、初雪でした。 今は良い陽射しのお天気で有難い! 店の外に出している、植物たちを屋内に入れなければならないのですが、 植物たちのスペースづくりが出来ておらず、 今度の定休日には冬の備えをしなければ! これから寒くなる季節。ブルブル震える寒さでも、 気持ちが上がる革製品、お作りさせて頂きました。 セドウィック社のブライドルレーシングレザーのチョコ色を使用して、 『タブレットトート』をフルオーダー製作でのご依頼を頂きました。 このバッグのポイントは、ブライドルを使用する事と「外折れのマチ」の構造です。 外折れマチのメリットは、マチが外側に逃げるので、最小サイズの内寸で仕上げることができます。 「外折れマチ」についてのブログ記事は コチラ≫≫≫ ご依頼下さったお客様は、すでにブライドルを使用した、 ビジネストートバッグ・長財布・キーケースと多数お作りさせて頂き、 エスペディエンテの革製品をご愛用下さっている方です。 ブライドルレザーの『ビジネストートバッグ』 ブログ記事は コチラ≫≫≫ お使い頂く中でブライドルに魅力を感じて下さり、 タブレットサイズの小振りなトートバッグをオーダーご依頼下さいました。 バッグも革小物も、「ブライドル」または「外折れマチ」という統一性をもって、ご依頼頂いております。 『タブレットトート』の縦横サイズは、 収納されるタブレット端末のサイズを基準にしながら、 長財布・スマホ・キーケース・タブレットがちょうど収まる、 仕上がりサイズを探りました。 プライベート要素の強いこのバッグの裏地には、 お客様にとってのラッキーカラー、オレンジ色を。 外装はシックに。 だけど、内装は明るい綺麗なお色に。というお客様は多いです。 『タブレットトート』の内装と同素材のアルラン社シュリー 革色オレンジを差し色に使用した『外折れマチ名刺入れ』を、 別のお客様からのご依頼でしたが、お作りさせて頂きました。 『外折れマチ名刺入れ』の外装は、同じアルラン社のシュリーのこげ茶。 そして、革色オレンジの差し色。 お使いになる際には、カードや名刺が収納されますので、 差し色の見え方がさり気ない程度にはなりますが、 日々、お使いになって手に取って、目にする度に、 オレンジが気持ちを上げてくれます!