『スマホ財布ショルダーバッグ』と『コインケース』リンクしたデザインでフルオーダーのご依頼でした。

梅雨の蒸し暑さと真夏が一緒になってやってきいる感じです。 「暑いですね~」があいさつ言葉になってきています。 暑さが厳しくなると、身軽な服。身軽な荷物にしたくなります。 身の回りの貴重品をひとつにまとめることが出来るバッグを、 フルオーダーにてご依頼頂きました。 「ウォレットショルダーバッグ」を作ることはできますか? 革の色は緑が良いです。 と、すぐにもご自分のご要望お伝え下さりご来店頂きましたお客様。 フルオーダーでしたら可能ですよ。と、お伝えして、 すでにお使いになられていた、他社様のウォレットショルダーを見させて頂きながら、 機能面についてお打ち合わせさせて頂きました。 お打ち合わせを進めていくと… 他の方が持っていないものが欲しいです! 世の中にないものが良いです! と、お客様はご意向をお伝え下さいました。 この要求をご満足して頂くには、なかなか大変です。 エスペディエンテのアトリエにございましたいくつかのバッグをご覧頂き、 気になってくださったのが、かぶせ蓋のクラッチバッグ。 そのクラッチバッグの見た目の要素を取り入れる方向でイメージが固まりました。 イメージの状態からのスタートでしたので、 まずは、型紙を起こし具現化させた実寸大サンプルをお作りして、 スマホ財布ショルダーバッグの仕上がりイメージをお客様にご確認頂きました。 見た目についての方向性は良さそうでしたが、 細かなフォルムラインについて、ご指摘を頂きました。 構造についてのご指摘は、内装に配置しておりました小銭入れ機能は無くして、 別アイテムとしてコインケースを作って欲しいということでした。 スマホ財布ショルダーバッグの実寸大サンプルをご確認頂けましたので、 この構造を元にもっとクオリティを上げての本製作です。 構造についてはほぼ出来上がっておりましたので、 本製作では、見た目の模索に振り切れることができました。 見た目について、お客様のご要望を形に落とし込むことに苦労しました。 好んで下さったクラッチバッグの雰囲気を守りながら、 お財布機能とスマホポケットも配置して。 そして、できるだけ小さいサイズを。 それをどう形にするかが、一番悩みました。 「カッコイイやつを。」というご依頼も頂いておりました。 バッグの顔となる、金具選びも悩みました。 金具の形。留め方。カッコイイと感じる男性要素も欲し
フルオーダーで『ビジネストートバッグ』の製作ご依頼を頂きました。

昨年の製作事例にはなりますが、 お客様とのやり取りの記録や、製作過程が残っておりましたのでエピソードをまとめました。 フルオーダーで『ビジネストートバッグ』の製作ご依頼を頂きました。 お客様は他社製品のバッグをお使いになられていて、革の柔らかさが特徴的なバッグでした。 見た目やサイズ感は良いのですが、柔らかい為、自立しにくい事。 中に収納したアイテムは重力にあわせて下に溜まってしまう事。 バッグの中が整理しにくい状況も気になっていらっしゃいました。 そのストレスを解消させる事をご要望されていました。 自立して、中の収納もポケットを充実させて整理できるように。 ビジネスバッグですが、カッチリし過ぎない。 トートバッグの様な少しカジュアルな要素も欲しい。 ひと通りご要望を伺い、まずはリクエストを網羅した実寸大サンプルをお作りしました。 サンプルを作るにあたり、本番さながらに型紙を起こします。 柔らかなカジュアル感の要素はマチで表現することに。 マチの構造を探り、サイズ出しには時間をかけました。 時間をかけて挑戦した甲斐があり、自然なカーブを描く外折れマチが実現できました。 サンプルがある程度まで出来上がってくると、何となく見た目に物足りなさを感じました。 その状況をお客様に写真にてご案内させて頂きますと、同じように感じて下さいました。 予想していたより も カチッとしている ・のっぺりしている と、 ご指摘を頂きました。 では、装飾パーツもご提案させて頂こうと、最終サンプルには色々装飾パーツを配置してみました。 再度、ご来店頂き実寸大サンプルをご確認頂きますと、 想像されていたよりもサイズが大きく感じたそうです。 仕上がりの高さを少し低くして、マチのサイズも修正となりました。 型紙を見直すことにはなりましたが、サンプルをご確認頂く段取りを踏むことで、 より理想に近いバッグをお届けすることができます。 他にもご指摘頂いたことのひとつとして、 上口のファスナーの両端の隙間を無くして欲しい。ということでした。 ファスナーを全開にすることはあまり多くないということで、 開き易さよりも、隙間をできるだけ無くす構造を探りました。 このファスナ
ハンドバッグ『スカーレット』ミニサイズにショルダーベルトを追加したオーダーご依頼でした。

「ちょっと変わった感じに」をテーマに、カジュアル感もありプライベートでも使えるコンパクトな『ビジネストートバッグ』

4月も半ば。松本市の桜は満開です。 窓から見える桜をながめながら、春だな~と感じております。 春を迎えるまでに仕上げて欲しいと、フルオーダーにてご依頼頂きました 『ビジネストートバッグ』の製作エピソードです。 エスペディエンテのアイテムを多数ご愛用下さっているお客様からのご依頼でした。 以前にお作りさせて頂いたバッグは、どんなに重くなっても良いから、 お仕事のアイテム・書類がひと通り収納できるバッグをご要望され、お作りさせて頂きました。 ブライドルレザーを使用した大型のバッグでしたので、迫力と存在感あふれる、 自分達が言うのも何ですが、重厚感ある仕上がりでした。 ブライドルを使用した大型のバッグの製作エピソードはコチラ ≫≫≫ そして今回は、 時には必要なものだけを選んで収納して、 カジュアル感も感じられて、プライベートでも使えそうな、 『ビジネストートバッグ』のご依頼でした。 書類が傷みにくいように四角いフォルムで、自立するバッグということは外せない条件。 あとはちょっと変わった要素をプラスできたら良いよね~と、お客様とお話合いをしました。 作り手の高山がやってみたかったことをお客様にお伝えしますと、 いいね~と、お客様も興味をもってくださり、ご一緒にワクワクして下さいました。 ワクワクはするけれど、それが本当に作りあげられるかは取り組んでみないとわかりませんので、 まずは、仕上がりイメージをご確認頂く為の実寸大サンプルをお作りしました。 仕上がりイメージを確認できると共に、製作の手順も確認できるサンプルです。 ハンドルの構造をここまでに導く事が大変でしたが、 目に見える形にすることで、新たなアイディアも湧きました。 新たなアイディアもプラスして、いよいよ本番です。 革色はお客様のラッキーカラーのオレンジです。 明るい印象のオレンジを差し色ブラウンで落ち着かせて、 全体のバランス良く仕上がりました。 一見はシンプルなバッグですが、 模索しながら挑戦させて頂いた事は、 「ダブルハンドル」と「装飾的なベルト」です。 長い肩掛ハンドルと、手提げで持つ短いハンドルを2つ配置しています。 このダブルハンドルのバッグを作ってみたいな~と、日頃から考えておりました。 今回のご依頼は「ちょっと変わった感じに」というテーマとしてございましたので、 この
エスペディエンテはこの春で12周年。13年目へとスタートです。HPもリニューアルいたしました!

松本市の桜もいよいよ満開です。 先日の定休日に松本城近辺をお花見散歩して参りました。 ちょうど咲きはじめ。というタイミングでした。 寒さを理由に、なかなか外へ出ずにおりましたが、 これを機に運動を兼ねてのお散歩を続けて参りたいです。 さて、エスペディエンテはこの春で12周年。 13年目へとスタートいたしました! ここ1~2年は特に試行錯誤の連続でした。 悩んで考えて、挑戦! できる事はやってみようと、そんな心持でした。 やってみよう!の挑戦のひとつとして、 新しいスタートのこの春、 ホームページをリニューアルいたしました! 以前よりもお洒落な雰囲気で見易くなったと思います。 新たに ~定番アイテム~ のページを増やしました。 お時間がございます際には、どうぞじっくりとご覧くださいますと嬉しい限りです。 まだまだ内容の充実度が足りない所もございますが、 少しずつではありますが、投稿してまいりますので温かく見守って下さいますと幸いです。 13年目のエスペディエンテもどうぞご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
『スマートキーケースラウンド型』

『内縫いペンケース』

『名刺入れ』1室構造

『名刺入れ』2室構造

裏貼り無しの1枚革『三つ折り財布』

裏貼りをした2枚革『三つ折り財布』

外折れマチの『ラウンドファスナー長財布』

外折れマチの『フラップ式長財布』

『通しマチ長財布』

レザー『アニブ』

キャンバス『アニブ』

『スカーレット』ミニサイズ

『スカーレット』Mサイズ

『コッコローネ』

『レザーリュック』

ミニショルダーバッグ『スマホポシェット』
