ハンドバッグ『マリー』

オーダーをいただいた、『マリー』を製作中です。 これまで過去、一番製作してきたハンドバッグです。 製作する度に、微調整を加えてきました。 今回も、全体的なサイズ・バランスはそのままにして、 型紙を一新しました。 そんな『マリー』も、もうじき完成いたします。     エスペディエンテ かづみ  

トートバッグ『フォルテ』

使用したイタリアンタンニンレザーは、驚異的なスピードで経年変化を起こす革らしい革です。 使えば使う程に色艶と柔軟性が増し、使い方によりその人に合った形になります。 また、美しくなめされている革ですので、床面(革の裏)も、とても綺麗です。 この革の魅力を最大限に活かす為、裏地を省き芯材もほとんど使用せずに、大型トートバック『フォルテ』を仕立てました。 裏地無しということで、程良い手づくり感を残しつつ、けれど、全体の仕上がりが上品さを感じさせるよう、均一なステッチ、革縁のライン、コバ処理等に配慮しました。 また、裏地が無くても、内側の見た目がスッキリと美しく見せる為、内側の縫い代の露出を防ぐ、ひと工夫を施してあります。 底面は奥行きが21cmもある為、収納量は十分。内側には共革でオープンポケットを、吊り下げ式に配置。 底面は芯材を使用しましたが、芯材を共革で包み、異素材の露出を無くし、統一感と上品さを演出しています。  

トートバッグ『フォルテ』

こんにちは。エスペディエンテのかづみです。 アトリエをオープンしてから、オーダーをいただいていた、 大型トートバック『フォルテ』ができあがりました。 今回も、エスペディエンテの鞄職人である主人の製作レポートをお伝えします。 この大型のトートバック『フォルテ』は、 イタリアンタンニンレザーのローズアンティコ色を使用しております。 一見は、ピンクに近い色味ですが、後の経年変化で艶のある深い赤色に変化していきます。   こちらのトートバッグをオーダーしてくださった方は、 20代半ばの女性で、ローズアンティコのピンク色を選択していかれました。 ステッチについては、お客様がご希望する糸の色を何色か選んでいただき、 その場でご希望された色の糸をミシンにかさせていただいて、 共色のピンクで決定しました。 毎回オーダーを頂く際には、お客様がご希望する色の糸を、 オーダーされたバックに使用する革の端革を使い、 お客様の目の前で実際にミシンステッチをかけるようにしていくのですが、 お客様は、「こんな風にして、鞄をお願いしたこと無いわ~」と、 喜んでいただき嬉しいです。 また、作り手側としても、お客様から色の組み合わせのアイディアをいただき、 いつもとても新鮮な発見があります。   これまでの『フォルテ』は、メインステッチに5番の太番手の糸を使用していましたが、 今回オーダーされた女性は小柄でスマートな方なので、ステッチの糸は1番手落として、 8番の糸で製作させていただきました。 アトリエに並んでいる『フォルテ』を手に持ったり、肩に掛けたり、 実際に使用感を確認していただき、 持ち手を今までの『フォルテ』よりも太くして製作することとなりました。 持ち手にもう少し強度を持たせたかったこともあって、 持ち手の間にもう1枚革をサンドして、肉盛りさせましたので、 だいぶしっかりとした、持ち手を製作することができました。 また全体的なフォルムも、わずかに微調整を加え、 鞄の脇の部分が少しふっくらするような、表情になるよう修正してみました。 言われなければ気付かない程度ですが、作り手目線からみると、 主人いわく、「だいぶ印象が良くなった」と満足しております。 これから、桜の咲く季節。 この桜色のローズアンティコの『フォルテ』を持ってお出掛けできる、 良い時期の受け渡しとなりまし

ほうずきフォルムのバッグ、試行錯誤中!

ハンドバッグ『パンプキン』

エスペディエンテの鞄職人である主人の製作レポートを、かづみがお伝えします。   数年前に型を起こして製作した、ほうずきフォルムのバッグ。 ギャザーを寄せた雰囲気が可愛らしいので、 ニューアイテムとして、なんとかお披露目させたいと、主人は常々思っておりました。 4月の正式オープンに合わせて、新作を出したいという想いもあり、 色々、試行錯誤しようと… まずは、数年前に起こした型紙を出してきて、ラインやバランス等を変えて、 帆布を使って、全体像をつかみます。 雰囲気的にはイメージに近いものが、表現出来つつありますが、 いまひとつ、ピンとこない。 やっぱり鞄は、台形のフォルムが美しいと感じるようで、 色々、帆布のサンプル鞄を使って、いじってみました。   そこで感じた事が、口元の収まり具合。 口元の収まり具合が気になって、さらにそこを重点的に修正していくと、 何となく、理想の形がみえてきました。 あとは、裏地をどうやってつけるか。 いろいろ悩みながら、新しいバックが生み出されていきます。 そんなバッグ、もうひとひねりで完成しそうです。完成が楽しみ!     エスペディエンテ かづみ

ショルダーバッグ『リッキーノ』

朝晩はまだまだストーブが恋しいですが、日中はだいぶ暖かくなってまいりました。 暖かくなると… ムズムズ… お出掛けしたくなる季節。 桜の開花も待ち遠しい、信州の春です。 お出掛けのそぞろ歩きには、やはり両手が空くショルダーバックが重宝します。 ショルダーバッグ『リッキーノ』は、柔らかな風合いのイタリアンタンニンレザーのタバコ色(こげ茶)を使用しております。 このイタリアンタンニンレザーは身体への馴染み方、フィット感にストレスを感じることなく、身につける事ができます。 斜め掛けした際に『リッキーノ』のフォルムは、 鞄上部で美しく湾曲するように表現されている、ショルダーバックです。     エスペディエンテ かづみ  

ショルダーバッグ『リッキーノ』

身体のカーブに合わせて柔軟に形を変えてくれる、柔らかなコシ感のタンニンレザーを使ったショルダーバッグですので、身体にストレス無く、フィットしてくれるショルダーバックです。 鞄前面には、大型ファスナーポケットを配置してありますので、小物などの収納にとても便利です。 メインの開口部は、開口部の長さよりもファスナーを延長させてありますので、広く口が開いて、中身がパッと見やすく、取り出し易いデザインです。 斜め掛けする事により、フォルムが鞄上部で美しく湾曲するように表現しました。 また、この湾曲のラインのおかげで、ファスナーの開閉もスムーズになります。

えんぴつが入るペンケース

エスペディエンテのアトリエは2013年3月1日より,ひっそりとプレオープンしております。 プレオープンの初日の3月1日は、雨が降る肌寒い日でした。 そんな天気の日に、ろくに告知をしていない店ですから、 来客は無いだろう… と思ってると… いらっしゃいました! お客様が! 雨降りの中、元気の良い奥さまが! 「実は… 今日からプレオープンしておりまして、お客様が最初のお客様なんです!」 とお伝えすると… 「では、私がNo1ねっ!」 「せっかくだから… このペンケースを… でも、このペンケース、えんぴつが入りそうかしら… ギリギリそうだし、こんなに沢山入らなくていいの。もっと細身のペンケースを作っていただけせんか?」 ということで、エスペディエンテオープン第1号のオーダーはペンケースとなり、 早速、えんぴつの長さを計り、新しくペンケースの型紙を作り直し製作いたしました。   奥様が喜んで頂ける顔を思い浮かべながら… 革に携わる人間として、何をしたら喜んでもらえるかと考え、 革の端材を使って、鉛筆のキャップも併せて製作することにしました。 受け渡しの際には、えんぴつ用ペンケースも、えんぴつのキャップも大変喜んで下さいました! 今回、オーダーしていただいた奥さまは、ご近所さんでして、 またアトリエへ遊びにいらしてくださるのが、楽しみです。   エスペディエンテ かづみ

安曇野のパン屋さん『いぐパン』

松本へ引っ越してから、なかなか足が遠くなってしまっていましたが… 北安曇郡松川村に、私達が大ファンの『いぐパン』があります。 『いぐパン』のサイトはコチラ ≫≫   プレオープンを始めた先日、いぐパンのパン長といぐパン姉さんがアトリエに遊びに来て下さいました! 分野は違うけれど、同じものづくりをする者同士、共通する部分が多く、話に花が咲きます。 ものづくりへの姿勢や、夫婦だけどお互いパートナーとして店を運営する役割分単など、色々共感! パン長といぐパン姉さんとお話しているいる時間は、ものすごく癒されます! というわけで本日のランチは、『いぐパン』の食パンを使った、店主のお母さん特製のサンドイッチ! サンドイッチはサクッと食べられるので、仕事の合間のランチには助かります。   安曇野方面へ行かれる方、少し足を延ばして… 北安曇郡松川村の『いぐパン』へぜひどうぞ! エスペディエンテ的おすすめはデニッシュ系と、やっぱり食パンです! エスペディエンテ  かづみ  

ショルダーバッグ

ご依頼主のご希望を伺い、まずは元寸サンプルを製作いたしました。 元寸サンプルを目の前にして確認しながら、ご依頼主とオーダーの変更箇所や素材の指定等の詳細を、 ご相談しながら詰めていきました。 【ご要望】 ショルダーバッグの本体と、部分的に使用する革の指定 表情が違う革を組み合わせることで存在感がでてきました。   【ご要望】 ピックスエードの裏地   【ご要望】 つなぎ無しの革でショルダーベルトを製作 ショルダーベルトはイタリアンタンニンレザーの2枚合わせのつなぎ無し。 140cmの長さを可能にするべく、イタリアンタンニンレザーを対角線カット。 これは勇気がいりました…。   【ご要望】 真鍮製の金具 使用する金具の全ての金具を真鍮製にして欲しいという事でしたが、 今回のショルダーベルトの革の厚さに合わせた真鍮製のコキカンの調達が、 なかなか難しいという事をお伝えしたところ、 ご依頼主、御自身で金具を製作して下さいました! ひとつの鞄製作に向かって、ご依頼主の方と共同製作ということはなかなか出来ない経験でした。      

三つ折り財布

この三つ折り財布の内装につきましては、負荷のかかるフタ裏部分(本体+小銭入)には、厚みを調整した革を貼り合わせ、それ以外の全てのパーツは裏貼り無しのつくりです。裏貼りをしていない革の裏面は、むき出しになっている床面が毛羽立って革屑が発生するのを防ぐ配慮として、床面は全て磨き処理を施してあります。3段あるカード入れ部分の裏側は多目的ポケットになっており、日常あまり使わないカード類は、多目的ポケットへまとめて収納することが出来ます。札入れについては、札入れの両端のうち片側をフリーな状態にする事によって札の出し入れがスムーズになっています。また、札入れが制約無く開くので中を認識しやすいです。この三つ折り財布は、財布を閉じた時の見た目のフォルムの可愛らしさも魅力です。

かぶせブリーフケース

このかぶせブリーフは書類を小分けにして収納できるように、マチは中仕切り二つの三つマチ構造にしました。 持ち手は革を積み重ねて削り形成した、「積革」の持ち手です。アルミ等の金属芯を使用した持ち手は、握っていてもちょっと硬質感を感じてしまいますが、革のみで作られた「積革」の持ち手ですので、使いこむ程に手に馴染んでフィットしていきます。 底は直接地面に触れる部分で、しかもコバはどうしても傷みやすい箇所ですので、底を保護する為の底鋲を共革で製作しました。 底鋲は金属のようなもので対応するのが一般的ですが、市販で手に入る金具の底鋲は巾が狭く、革の加重がダイレクトに細い底鋲の一点に加わり、鞄の型崩れの原因になってしまう為、できるだけ巾が広くてしかも目立ちにくいということで、共革を使用しております。 底鋲の部分は手縫いで縫製してありますので、底鋲だけを交換することができます。加重がかかる底鋲が傷んできても、メンテナンスが対応できます。

トートバッグ『コモ』

今回の『コモ』はメインに見える箇所のステッチを5番の糸を使用し、逆に中パーツ等の内部のステッチはは8番糸を使用してみました。やはり、内装のステッチの糸は控えめに見せたいですし、メインのステッチには太くした持ち手に合わせて迫力を持たせたいので、使用する糸を使い分けてみました。上口部分は立体感を出す為に、バインディングで仕上げてあります。こちらのトートバッグ『コモ』はご希望に応じて、取り外し可能なショルダーベルトも合わせてお作りすることができます。

三つ折りキーケース

今までの薄型の三つ折りキーケースでは収まりにくかったインテリジェントキーでしたが、三つ折りの内側にインテリジェントキー専用のフタ付きのポケットを配置してありますので、ブラブラと遊びが無く安心して収まります。一般的な三つ折りのキーケースの動線はそのままに残して、使い勝手の良さを意識したキーケースです。新しく車を購入されて、新しくインテリジェントキーが増えた方等へのプレゼントにもお勧めです。

シュリンク革のワンショルダーバッグ

このワンショルダーバッグは、肩に掛けた際に 脇とひじの間で固定して、ワンショルダーとして持ち歩くのはもちろんですが、手提げの様にも持つ事ができます。 ワンショルダ―バッグを身に付けると、バッグ本体の重量で自然にアーチ型を描き、バッグを身に付けた時が一番美しいフォルムのワンショルダーバッグになるように意識して仕立ててあります。 チャイナレッドとオレンジの暖色系ツートンカラーですから、このバックを持って気分が明るくなるよるような、楽しく過ごせるアイテムのひとつとなれば嬉しいです。

シュリンク革のショルダーリュック

こちらのショルダーリュックは上部のDカンと丸カンがアクセントになっています。Dカンと丸カンの通し方の違いで、3パターンの持ち方が可能になるバッグです。リュックとして背負ってもいいですし、手紐を束ねてワンショルダー風にも持っていただけます。肩に掛けない時は、Dカンと丸カン部分を手紐から外して、手提げ風に持つ事も可能です。いろいろなシーンや服装に合わせて、自分の好みに合った持ち方ができる、ショルダーリュックです

一眼レフ用カメラネックストラップ

このカメラネックストラップは、革本来の厚みを活かした仕立てをしてありますので、首に下げた時や肩に掛けた際に、程良い柔軟性を感じて頂けるように仕上げております。首周りに異物感を感じないよう、首に当たる部分をわずかに変形させ、首からでも、肩からでも、下げた際にフィットしやすい様にスライド式パッドにしました。カメラに接続する部分は、実用性を意識してナイロンテープを使用しています。 ご旅行等、長時間カメラを身体に掛けて持ち歩かれる方にお勧めです。

コインケース

このコインケースの口もとのバネホックは本体の革色とは変えた、くるみボタンにしてありますので、ハードな渋革に柔らかな表情が加わっています。また、ワイドをある程度とってありますので、コインケースながら四つ折りのお札が入ります。コインケース本体の厚みを抑えた、マチ無しの薄型構造ですので、ポケットに入れてもごわつくことはありませんので、ちょっとお金を持って出掛ける際等に重宝します。

長財布

この長財布はパリッとした革を使用することで、スマートで且つエレガントな雰囲気に仕上げました。カードの収納ポケットは見開きで8枚分と、オープンポケットがひとつ。札入れ部分は、ファスナーの小銭入れを挟んで二か所。札入れとファスナーの小銭入れには認識性を上げる為、マチを配置してあります。

トートバック

このトートバックは『コモ』の特徴である中仕切りを無くし、書類等をザックリ収納したいというご要望にお応えする為、フルオーダーとなりました。今回のご依頼は、開口部の口元処理をファスナーでの開閉に変更、ということでしたので、口元部分が変形した『コモ』の特徴である「えぐり」のラインを出すのに苦労しましたが、同業の鞄職人さんにアドバイスをいただき、ファスナーでの「えぐり」のラインが可能になりました。また、この「えぐり」のラインは鞄を手に持った際や肩掛けした際に、くぼみが身体のラインにフィットして、潰れたような凹みを軽減してくれる役目があります。