ハンドバッグ『パンプキン』 

ハンドバッグ『パンプキン』

ヨーロピアンシュリンクレザーを使用した、ハンドバッグ『パンプキン』です。その名の通り、ギャザーを寄せたフォルムが、パンプキン=カボチャに似ているところから命名しました。 厚みとしなやかさがあるヨーロピアンシュリンクレザーを活かし、さらにギャザーを寄せることによって、表情にボリューム感と柔らかさがあるバッグに仕上げることができました。 ギャザーが寄せてありますので、底に向かってふくらみがある、丸みを帯びたフォルムです。見た目はかわいいバッグながら、見た目よりもたっぷりな容量を収めることができます。

ご近所のお花見スポット

さくら

信州松本にも、桜の便りやってまいりました~。 この週末はお花見♪♪ と、いきたいですが… 天気が心配ですね。 斜め向かいの”なぎさ幼稚園”の桜もいよいよっ!咲きはじめました。 毎日通りながら桜を楽しませていただいております。 日中のぽかぽか陽気に気持ちが和らぎます。 そして、エスペディエンテのアトリエも花に包まれております。 皆さまから、お祝いのお花をいただき、 一生に一度あるか無いかというくらいに、花に囲まれ癒されております。 本当に感謝×感謝。 そして、励みになります。 もちろん、バッグもカラフルに花とお互い引き立て合い、春の風が吹いております。 みなさま、花を楽しみに!? に、鞄のアトリエ エスペディエンテへどうぞお越し下さい。     エスペディエンテ かづみ

ハンドバッグ『マリー』製作レポート

ハンドバッグ『マリー』

オーダーを頂いていた、ハンドバッグ『マリー』が完成いたしました。 ヨーロピアンシュリンクレザーのバイオレット色をベースに、 ジンブルー色の差し色でお作りさせていただきました。 エスペディエンテの主人に、今回のハンドバッグ『マリー』の製作について尋ねると… 主人いわく… 今回、製作にあたって気をつけたのは、鞄に表情つけること。 厚みのあるヨーロピアンシュリンクレザーを使用して、 鞄にボリューム感を持たせる為に、 鞄に対して“ふくらみ”をどうやって表現するか、そこを悩みました。   鞄に表情をつけるという作業は、パターンの取り方で随分表情が変わってくると思います。 この“パターンの取り方”これは、自分の力では無く、 東京でご活躍されている、革のバッグ作りに携わっている方にご指導頂いて、 やっと自分が実現することができました。 東京でご活躍されているこの方は、 鞄に表情をつける入り口までを本当に丁寧に教えて下さり、 入口から先の応用については、 自分の今までの経験の中で、自分が理想とする表情をどうやって表現できるのか、 自分なりに解釈して作りあげてきました。 結果、今回のハンドバッグ『マリー』の製作の時にも、 型紙を一新して製作いたしました。 まだ、完璧とまではいかないですが、以前の『マリー』に比べると、 随分表情が出たと思います。   頭で考えるだけでは、なかなか上手くいかないことが多く、 実践でないとなかなか習得できない所が多いけれども、 東京で革のバッグを作り活躍されている方に出会ったことで、 とても大きな刺激になり、自分も成長することが出来ました。 これからも、今後の鞄製作に活かしていきたいと思っています。     エスペディエンテ かづみ      

ハンドバッグ『マリー』

ハンドバッグ マリー

ヨーロピアンシュリンクカーフを使用した、ハンドバッグ『マリー』です。 このバッグは以前、私自身の結婚式の際に、引き物用としてデザインしたバッグです。私達の思い出深いバックです。結婚式の思い出のバッグとして『マリー』と命名しております。 このバッグは、ちょっとおでかけ♪♪ と,いうような… お財布と携帯など必要最低限の持ちものを持ってお出掛ける際にはピッタリな大きさのバッグです。マチも広めにとってありますので、お弁当も平らに入れて持ち歩く事が出来ます。 また、今回の「マリー」は、差し色のジンブルー色をいかす為に、マチの部分に玉ブチを配置し,型紙にも少し修正をくわえました。 今までの『マリー』とは、また違った表情に仕上がっております。  

すてきな一日のはじまり

贈り物のお菓子

”すてきな一日のはじまり” と書かれたポストカードが、可愛いお菓子と共に、今朝届けられました。 バッグを製作させていただいたお客様からでした。 「革の艶感が増し、エイジングが楽しみです」と…。 お菓子を贈ってくださったお客様は、まだアトリエオープンする前の独立もしていない、 信用が無いような立場のエスペディエンテに対して鞄をオーダーしてくださったのですが、 それも遠方の西日本の方だったんです。 当時、非常に驚きましたが、けれど、それよりも嬉しい! 有り難い気持ちでいっぱいでした。 精一杯、鞄を製作させて頂き、自分達にとって、とても思い出深いお客様となりました。 そんな遠方のお客様より、メッセージと共にお菓子をいただきました。 そのお菓子もやはり、数年前にご友人の方が独立して始められたお店のものだそうで、 なんだか、余計にパワーを頂きました。 皆さまに支えられて、有り難い気持ちでいっぱいです。     エスペディエンテ かづみ        

糸棚

糸棚

アトリエをオープンする事が出来たのは、たくさんの人達の協力があって何とかここまでたどり着きました。 一番身近な存在で支えてくれたのは、エスペディエンテ主人の両親です。 お母さんは、食事面でサポートして下さり、お父さんは、色々な大工仕事をしてくれました。 アトリエの内装の幾つかが、お父さんの力作です。 今回はそんなお父さんの力作のひとつをご紹介します。 お客様が鞄をオーダーする際に、色選びを楽しむステッチ。 そのステッチの糸は、色も太さも様々ありまして、糸を効率的に収納して、 尚且つカラフルに見せることができたらなぁ~と、主人は常々考えていたようです。 しばらくして、アイディアは思いついたようですが、それをどうやって具現化して、 しかも使い易い糸棚を作るか… お父さんに相談したところ、作ってくれました! 身の回りにあった材料でサンプルを! 「けれど、ちょっとやぼったいなぁ~」 目指す方向はいいのですが、まだちょっと実用的ではなく…。 すると、またお父さんが試行錯誤してくれました! そして、出来上がったのがこの糸棚。 これから増えていくだろう思われる糸の収納スペースも確保して、しっかり糸達が収まりました。 見易く、しかも取り出し易い。けれど糸はしっかり固定されています。 この糸棚も含め、エスペディエンテの鞄達に会いに、アトリエへどうぞいらして下さい。     エスペディエンテ かづみ

ワンショルダーバッグ『クレッシェンテ』

ワンショルダーバック『クレッシェンテ』

ヨーロピアンシュリンクレザーのジンブルー色をベースに、バイオレット色を差し色にした、ワンショルダーバックです。ステッチの色はピンクを選んでいただき、ピンクが色が入ることによって優しい雰囲気がでました。 肩に掛けた際には、自然に重みで三日月にカーブして、フォルムを保ちます。今まで名前をつけていなかったバッグでしたが、三日月を意味する『クレッシェンテ』と命名しました。 このワンショルダーバッグは、マチが無い構造ですが、バック本体にふくらみを出すことによって、見た目の良さはもちろんですが、内容量もアップしますので、使い勝手がよくなっています。 また今回、オープンファスナーのつまみの肉厚感を増やしました。つまんだ際のフィット感を向上させる為と、見た目の雰囲気を意識して厚くしてみました。

ハンドバッグ『マリー』

オーダーをいただいた、『マリー』を製作中です。 これまで過去、一番製作してきたハンドバッグです。 製作する度に、微調整を加えてきました。 今回も、全体的なサイズ・バランスはそのままにして、 型紙を一新しました。 そんな『マリー』も、もうじき完成いたします。     エスペディエンテ かづみ  

トートバッグ『フォルテ』

使用したイタリアンタンニンレザーは、驚異的なスピードで経年変化を起こす革らしい革です。 使えば使う程に色艶と柔軟性が増し、使い方によりその人に合った形になります。 また、美しくなめされている革ですので、床面(革の裏)も、とても綺麗です。 この革の魅力を最大限に活かす為、裏地を省き芯材もほとんど使用せずに、大型トートバック『フォルテ』を仕立てました。 裏地無しということで、程良い手づくり感を残しつつ、けれど、全体の仕上がりが上品さを感じさせるよう、均一なステッチ、革縁のライン、コバ処理等に配慮しました。 また、裏地が無くても、内側の見た目がスッキリと美しく見せる為、内側の縫い代の露出を防ぐ、ひと工夫を施してあります。 底面は奥行きが21cmもある為、収納量は十分。内側には共革でオープンポケットを、吊り下げ式に配置。 底面は芯材を使用しましたが、芯材を共革で包み、異素材の露出を無くし、統一感と上品さを演出しています。  

トートバッグ『フォルテ』

こんにちは。エスペディエンテのかづみです。 アトリエをオープンしてから、オーダーをいただいていた、 大型トートバック『フォルテ』ができあがりました。 今回も、エスペディエンテの鞄職人である主人の製作レポートをお伝えします。 この大型のトートバック『フォルテ』は、 イタリアンタンニンレザーのローズアンティコ色を使用しております。 一見は、ピンクに近い色味ですが、後の経年変化で艶のある深い赤色に変化していきます。   こちらのトートバッグをオーダーしてくださった方は、 20代半ばの女性で、ローズアンティコのピンク色を選択していかれました。 ステッチについては、お客様がご希望する糸の色を何色か選んでいただき、 その場でご希望された色の糸をミシンにかさせていただいて、 共色のピンクで決定しました。 毎回オーダーを頂く際には、お客様がご希望する色の糸を、 オーダーされたバックに使用する革の端革を使い、 お客様の目の前で実際にミシンステッチをかけるようにしていくのですが、 お客様は、「こんな風にして、鞄をお願いしたこと無いわ~」と、 喜んでいただき嬉しいです。 また、作り手側としても、お客様から色の組み合わせのアイディアをいただき、 いつもとても新鮮な発見があります。   これまでの『フォルテ』は、メインステッチに5番の太番手の糸を使用していましたが、 今回オーダーされた女性は小柄でスマートな方なので、ステッチの糸は1番手落として、 8番の糸で製作させていただきました。 アトリエに並んでいる『フォルテ』を手に持ったり、肩に掛けたり、 実際に使用感を確認していただき、 持ち手を今までの『フォルテ』よりも太くして製作することとなりました。 持ち手にもう少し強度を持たせたかったこともあって、 持ち手の間にもう1枚革をサンドして、肉盛りさせましたので、 だいぶしっかりとした、持ち手を製作することができました。 また全体的なフォルムも、わずかに微調整を加え、 鞄の脇の部分が少しふっくらするような、表情になるよう修正してみました。 言われなければ気付かない程度ですが、作り手目線からみると、 主人いわく、「だいぶ印象が良くなった」と満足しております。 これから、桜の咲く季節。 この桜色のローズアンティコの『フォルテ』を持ってお出掛けできる、 良い時期の受け渡しとなりまし

ほうずきフォルムのバッグ、試行錯誤中!

ハンドバッグ『パンプキン』

エスペディエンテの鞄職人である主人の製作レポートを、かづみがお伝えします。   数年前に型を起こして製作した、ほうずきフォルムのバッグ。 ギャザーを寄せた雰囲気が可愛らしいので、 ニューアイテムとして、なんとかお披露目させたいと、主人は常々思っておりました。 4月の正式オープンに合わせて、新作を出したいという想いもあり、 色々、試行錯誤しようと… まずは、数年前に起こした型紙を出してきて、ラインやバランス等を変えて、 帆布を使って、全体像をつかみます。 雰囲気的にはイメージに近いものが、表現出来つつありますが、 いまひとつ、ピンとこない。 やっぱり鞄は、台形のフォルムが美しいと感じるようで、 色々、帆布のサンプル鞄を使って、いじってみました。   そこで感じた事が、口元の収まり具合。 口元の収まり具合が気になって、さらにそこを重点的に修正していくと、 何となく、理想の形がみえてきました。 あとは、裏地をどうやってつけるか。 いろいろ悩みながら、新しいバックが生み出されていきます。 そんなバッグ、もうひとひねりで完成しそうです。完成が楽しみ!     エスペディエンテ かづみ

ショルダーバッグ『リッキーノ』

朝晩はまだまだストーブが恋しいですが、日中はだいぶ暖かくなってまいりました。 暖かくなると… ムズムズ… お出掛けしたくなる季節。 桜の開花も待ち遠しい、信州の春です。 お出掛けのそぞろ歩きには、やはり両手が空くショルダーバックが重宝します。 ショルダーバッグ『リッキーノ』は、柔らかな風合いのイタリアンタンニンレザーのタバコ色(こげ茶)を使用しております。 このイタリアンタンニンレザーは身体への馴染み方、フィット感にストレスを感じることなく、身につける事ができます。 斜め掛けした際に『リッキーノ』のフォルムは、 鞄上部で美しく湾曲するように表現されている、ショルダーバックです。     エスペディエンテ かづみ  

ショルダーバッグ『リッキーノ』

身体のカーブに合わせて柔軟に形を変えてくれる、柔らかなコシ感のタンニンレザーを使ったショルダーバッグですので、身体にストレス無く、フィットしてくれるショルダーバックです。 鞄前面には、大型ファスナーポケットを配置してありますので、小物などの収納にとても便利です。 メインの開口部は、開口部の長さよりもファスナーを延長させてありますので、広く口が開いて、中身がパッと見やすく、取り出し易いデザインです。 斜め掛けする事により、フォルムが鞄上部で美しく湾曲するように表現しました。 また、この湾曲のラインのおかげで、ファスナーの開閉もスムーズになります。

えんぴつが入るペンケース

エスペディエンテのアトリエは2013年3月1日より,ひっそりとプレオープンしております。 プレオープンの初日の3月1日は、雨が降る肌寒い日でした。 そんな天気の日に、ろくに告知をしていない店ですから、 来客は無いだろう… と思ってると… いらっしゃいました! お客様が! 雨降りの中、元気の良い奥さまが! 「実は… 今日からプレオープンしておりまして、お客様が最初のお客様なんです!」 とお伝えすると… 「では、私がNo1ねっ!」 「せっかくだから… このペンケースを… でも、このペンケース、えんぴつが入りそうかしら… ギリギリそうだし、こんなに沢山入らなくていいの。もっと細身のペンケースを作っていただけせんか?」 ということで、エスペディエンテオープン第1号のオーダーはペンケースとなり、 早速、えんぴつの長さを計り、新しくペンケースの型紙を作り直し製作いたしました。   奥様が喜んで頂ける顔を思い浮かべながら… 革に携わる人間として、何をしたら喜んでもらえるかと考え、 革の端材を使って、鉛筆のキャップも併せて製作することにしました。 受け渡しの際には、えんぴつ用ペンケースも、えんぴつのキャップも大変喜んで下さいました! 今回、オーダーしていただいた奥さまは、ご近所さんでして、 またアトリエへ遊びにいらしてくださるのが、楽しみです。   エスペディエンテ かづみ

安曇野のパン屋さん『いぐパン』

松本へ引っ越してから、なかなか足が遠くなってしまっていましたが… 北安曇郡松川村に、私達が大ファンの『いぐパン』があります。 『いぐパン』のサイトはコチラ ≫≫   プレオープンを始めた先日、いぐパンのパン長といぐパン姉さんがアトリエに遊びに来て下さいました! 分野は違うけれど、同じものづくりをする者同士、共通する部分が多く、話に花が咲きます。 ものづくりへの姿勢や、夫婦だけどお互いパートナーとして店を運営する役割分単など、色々共感! パン長といぐパン姉さんとお話しているいる時間は、ものすごく癒されます! というわけで本日のランチは、『いぐパン』の食パンを使った、店主のお母さん特製のサンドイッチ! サンドイッチはサクッと食べられるので、仕事の合間のランチには助かります。   安曇野方面へ行かれる方、少し足を延ばして… 北安曇郡松川村の『いぐパン』へぜひどうぞ! エスペディエンテ的おすすめはデニッシュ系と、やっぱり食パンです! エスペディエンテ  かづみ  

ショルダーバッグ

ご依頼主のご希望を伺い、まずは元寸サンプルを製作いたしました。 元寸サンプルを目の前にして確認しながら、ご依頼主とオーダーの変更箇所や素材の指定等の詳細を、 ご相談しながら詰めていきました。 【ご要望】 ショルダーバッグの本体と、部分的に使用する革の指定 表情が違う革を組み合わせることで存在感がでてきました。   【ご要望】 ピックスエードの裏地   【ご要望】 つなぎ無しの革でショルダーベルトを製作 ショルダーベルトはイタリアンタンニンレザーの2枚合わせのつなぎ無し。 140cmの長さを可能にするべく、イタリアンタンニンレザーを対角線カット。 これは勇気がいりました…。   【ご要望】 真鍮製の金具 使用する金具の全ての金具を真鍮製にして欲しいという事でしたが、 今回のショルダーベルトの革の厚さに合わせた真鍮製のコキカンの調達が、 なかなか難しいという事をお伝えしたところ、 ご依頼主、御自身で金具を製作して下さいました! ひとつの鞄製作に向かって、ご依頼主の方と共同製作ということはなかなか出来ない経験でした。      

三つ折り財布

この三つ折り財布の内装につきましては、負荷のかかるフタ裏部分(本体+小銭入)には、厚みを調整した革を貼り合わせ、それ以外の全てのパーツは裏貼り無しのつくりです。裏貼りをしていない革の裏面は、むき出しになっている床面が毛羽立って革屑が発生するのを防ぐ配慮として、床面は全て磨き処理を施してあります。3段あるカード入れ部分の裏側は多目的ポケットになっており、日常あまり使わないカード類は、多目的ポケットへまとめて収納することが出来ます。札入れについては、札入れの両端のうち片側をフリーな状態にする事によって札の出し入れがスムーズになっています。また、札入れが制約無く開くので中を認識しやすいです。この三つ折り財布は、財布を閉じた時の見た目のフォルムの可愛らしさも魅力です。

かぶせブリーフケース

このかぶせブリーフは書類を小分けにして収納できるように、マチは中仕切り二つの三つマチ構造にしました。 持ち手は革を積み重ねて削り形成した、「積革」の持ち手です。アルミ等の金属芯を使用した持ち手は、握っていてもちょっと硬質感を感じてしまいますが、革のみで作られた「積革」の持ち手ですので、使いこむ程に手に馴染んでフィットしていきます。 底は直接地面に触れる部分で、しかもコバはどうしても傷みやすい箇所ですので、底を保護する為の底鋲を共革で製作しました。 底鋲は金属のようなもので対応するのが一般的ですが、市販で手に入る金具の底鋲は巾が狭く、革の加重がダイレクトに細い底鋲の一点に加わり、鞄の型崩れの原因になってしまう為、できるだけ巾が広くてしかも目立ちにくいということで、共革を使用しております。 底鋲の部分は手縫いで縫製してありますので、底鋲だけを交換することができます。加重がかかる底鋲が傷んできても、メンテナンスが対応できます。

トートバッグ『コモ』

今回の『コモ』はメインに見える箇所のステッチを5番の糸を使用し、逆に中パーツ等の内部のステッチはは8番糸を使用してみました。やはり、内装のステッチの糸は控えめに見せたいですし、メインのステッチには太くした持ち手に合わせて迫力を持たせたいので、使用する糸を使い分けてみました。上口部分は立体感を出す為に、バインディングで仕上げてあります。こちらのトートバッグ『コモ』はご希望に応じて、取り外し可能なショルダーベルトも合わせてお作りすることができます。

三つ折りキーケース

今までの薄型の三つ折りキーケースでは収まりにくかったインテリジェントキーでしたが、三つ折りの内側にインテリジェントキー専用のフタ付きのポケットを配置してありますので、ブラブラと遊びが無く安心して収まります。一般的な三つ折りのキーケースの動線はそのままに残して、使い勝手の良さを意識したキーケースです。新しく車を購入されて、新しくインテリジェントキーが増えた方等へのプレゼントにもお勧めです。

シュリンク革のワンショルダーバッグ

このワンショルダーバッグは、肩に掛けた際に 脇とひじの間で固定して、ワンショルダーとして持ち歩くのはもちろんですが、手提げの様にも持つ事ができます。 ワンショルダ―バッグを身に付けると、バッグ本体の重量で自然にアーチ型を描き、バッグを身に付けた時が一番美しいフォルムのワンショルダーバッグになるように意識して仕立ててあります。 チャイナレッドとオレンジの暖色系ツートンカラーですから、このバックを持って気分が明るくなるよるような、楽しく過ごせるアイテムのひとつとなれば嬉しいです。