エスペディエンテでお作りさせて頂くアイテムは、バッグやお財布だけでなく、
できそうだ!やってみたい! …と感じたら、
革を素材として縫製して仕上げることができるご依頼ならば承っております。
2019年より、アトリエキノピオ様より頂く請け仕事。
チタンフレームのロードバイクに、装飾を目的とした「革巻き」のご依頼。
振り返ると、有難い事に結構な数のご依頼を頂きました。
今回は、その一部を振り返ってみました。

お預かりしたフレームに、綺麗に革を巻けるように心掛けました。
縫い上げる際に、糸を締め上げた時に、隙間が空かないように。
長すぎない。短すぎない。
革のサイズの割り出しに神経をつかいました。
組み上がった姿の写真を頂きました。
(さすがに組み上がりの現物を見る事はできませんでした~)
想像以上の格好良さに驚きでした!
革にロゴのペイント。
渋めにまとまった全体の雰囲気。
私たちの元に居る時には、まだまだフレーム段階。想像できなかった事です。
ワクワクする仕事に取り組むことができる環境に、お客様とキノピオ様に感謝です。
このフレームのご依頼をきっかけに、
仕上がりイメージに合わせて革色革質を変えていくつか取り組ませて頂きました。
今年に入ってからのご依頼は、さらに難易度が上がり…
初めての円形ではない変形のフレームでした。
使用したシュリンク革が良かったのか、柔軟にフィットして仕上がりました。
自分達の仕事はここまでです。
キノピオ様へお届けし、そしてロゴのペイントを。
その後の写真を頂きました。
フレームと革。という素材感はなくなり、華やかな印象に。
感性と技術。
それぞれの専門性が活かされることに関われて、
感謝いたします。
最終的な組上げはロードバイクをメインに扱っていらっしゃるアウグーリオ様へ。
まだお会いした事は無く、SNSで繋がらせて頂いております。
組み上がりの動画をアップされておりましたので、ご覧くださいませ!
フレームを預かっている段階では、全体像が見えない状況でしたが、
全てのパーツが揃うので分からなかったことが知れて、
「こんな風になるだ~」と、スッキリ!
仕上がりを見ることが出来て、有難かったです。