『ビジネストートバッグ』『ミニショルダーバッグ』
オーダー種類 | フルオーダー |
使用皮革 | ドイツシュリンク |
サイズ | お問い合わせください |
今年の桜はあっという間に葉桜になってしまった松本市内ですが、
標高の高い地域へ車を走らせると、まだまだ真っ盛りの桜もあったりして、
地域を移動すれば、桜を長く楽しめる。
この時期の長野県の良い所だな~と感じます。
そして、今年は複雑なオーダーご依頼を多数頂いております。
エスペディエンテを信頼して下さり、
お客様のご期待下るお気持ち、
本当に有難いですし、身が引き締ります。
しっかり向き合わないと先が見えてこない、
手探り状態からスタートするご依頼が多く、
精一杯お客様のご期待にお応え出来るように取り組んで参りたいですし、
お客様のご要望プラスアルファの仕上がりでお届けして参りたいです。
お客様の欲しいバッグのイメージからスタートした、
フルオーダーのバッグの製作ご依頼を頂きました。
メインのバッグと、バッグインバッグとなるミニショルダーバッグと、
揃ってお使い頂けるふたつのバッグをご希望されておりました。
ゼロからスタートでしたので、まずはイメージを形にする為に、
実寸大サンプルを作り、
お客様に仕上がりのサイズ感・使用感をご確認頂きました。
このサンプルをお客様にお見せできる段階まで仕上げるのに、
4日もかかりましたが、
色々考え尽くしてご提案することができました。
ご確認頂き、メインのバッグは、マチ幅のサイズアップをご希望頂き、
苦悩したサンプル作りだったミニショルダーについては、
デザインを大幅に見直すことになりました。
ご提案させて頂いたサンプルとはまったく違うミニショルダーを
お作りさせて頂くこととはなりましたが、
お客様にご納得頂けることが一番ですので、
仕上がり基準となるサンプルは、ちゃんと役目を果たせました。
型紙の修正、見直しを加え…
ようやく本製作へと取り組みます。
メインバッグ出来上がり
新規の型起しと実寸大サンプルの製作からスタートした
フルオーダー『ビジネストートバッグ』の出来上がりです。
本製作に取り掛かる前に、実寸大サンプルをお客様にご確認頂きました。
実際に収納されるアイテムをサンプルに収納してみると…
縦横サイズは良かったのですが、
容量が足りず、マチ幅だけをサイズアップさせる修正がみえてきました。
型紙の修正・微調整を加え、本製作に取り掛かりました。
ビジネス用のバッグですので、自立するバッグとして仕上げるのですが、
バッグの質感は硬すぎず、柔らかすぎず、革の風合いが残るように。
芯材等の素材選び、素材の選択を心掛けました。
当初は、内装の素材も革を使用する想定でおりましたが、
バッグの重量がなかなかの重さになってしまうので、
裏地はレーヨン素材にいたしました。
『ビジネストートバッグ』としてオーダーご依頼頂きましたが、
いかにもビジネス感漂う。…という印象にはならずに、
お洒落感もあって、良い雰囲気に仕上がりました。
口元には、バッグの中身が周りから見えにくいように、
幅広のベロマグネットもリクエスト頂き、配置しております。
お使いになる際の出し入れのし易さよりも、
バッグの中身を隠す事を優先されておりました。
ミニショルダーバッグ出来上がり
メインのバッグとなる『ビジネストートバッグ』と共に、
バッグインバッグとしてお使い頂く
『ミニショルダーバッグ』もあわせてご依頼頂いておりました。
メインのバッグとお揃いでお使いになるという、
新しい使い方でとても新鮮でした。
メインバッグと同じ革色ブルーをお選びになりましたが、
革色ホワイトをプラスして、
いかにもお揃い!…という印象では無く、
程よくお揃い感がとても気持ち良いです。糸のお色も変えております。
製作エピソードにつきましては、
『ミニショルダーバッグ』も新たな型起しを経て
実寸大のサンプル製作からのスタートでした。
本製作へ取り掛かる前に、サンプルをご確認頂きましたが…
サイズ感につきましては、
こちらも容量が少し足りずマチ幅のみサイズアップすることに。
見た目のデザインにつきましては、
最終的には『オペレッタ』の要素を取り入れる事でまとまりました。
ショルダーバッグインバッグ『オペレッタ』のブログ記事はコチラ ≫≫≫
お客様へ出来上がりをお渡ししますと…
『ミニショルダーバッグ』は、バッグインバッグにはしないです!
普通に常にショルダーバッグとして使っちゃいます!
と、笑顔で喜んでくださいました。
そんな風におっしゃって頂けて、私たちも笑顔で嬉しいです。
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