ご自分用に。贈り物用に。
シーンや使用感に合わせて、色々なパターンの[ペンケース]お作りさせて頂きました。
贈り物用としてご依頼頂きました『三角ペンケース』。
ハードタイプのスムースタンニンレザーのブッテーロを使用しております。
このタイプは店置き品が無かったので、あわせて店置き品もお作りしました。

革色ブラックがオーダーご依頼品。
革色ネイビーは店置き品です。

『三角ペンケース』はハードタイプの革を使用しますので「外縫い」です。
落ち着いたダークな革色に対して、内装には明るいブルーの裏地を配置しております。


革色ブラックのペンケースをお受け取りになったお客様より、
「先日お店で皮や糸を選ばせていただいたときに想像していた以上に素敵で…プレゼントするのが楽しみでなりません。」
と、ご連絡下さり光栄に思います。
同じブラックのお色でも…
革の性質が真逆のシュリンクレザーのトゴを使用してのご依頼もございました。
柔軟性のある革ですので、「ひっくり返す」という工程が発生する
「内縫い」の仕立てが可能になります。
定番の『内縫いペンケース』の見た目とマチ幅は維持して、長さを長くしてのご依頼です。


ご結婚記念日の記念としてのオーダー品です。
お使いになるのは旦那様。
旦那様はペンを常にお使いになられているそうですが、
現在お使いになられているペンケースは、
永くお使いになりだいぶ傷んできてしまったそうです。
今の旦那様に必要なのはペンケースだと感じられていたそうです。
どんなペンケースが良いか、奥様とお話しながらたどり着いたのが、
『内縫いペンケース』です。
革の柔軟さを活かしたシンプルな仕立てのペンケースです。
底芯は配置しておりますが、ボディは1枚革です。
1枚革仕立てですので、
バッグに収納した際にギュッと無理な圧力がかかっても型崩れの心配がありません。

今回際立つのは [革の手触り] です。
写真と文章では全く伝えられないのですが、
2.7㎜の厚みのある革をそのまま活かして仕立てております。
その理由は、革の床面(革の裏面)のキメが細かく非常に美しくて、
革の厚みを削る「漉き加工」をしたくなかったのです。
(通常、革小物を製作する際には、革の厚みを削り厚みを調整します。スマートな印象に仕上げる為です)
このペンケースを手に取る旦那様にしか感じらない贅沢です。
柔らかいのに弾力もあって、革の厚みを感じられる。
この革でしか感じられない質感だと感じます。
言葉にはできないけれど、
手にした旦那様にはきっとご満足頂けるペンケースだと感じております。
そして、こちらはグレージュ色の革でビジネスアイテムを統一されている方から
新たなアイテムのご依頼でした。
ペンケースをご希望されていて、
当初は実用的なものをご検討されていましたが、
お打ち合わせで心が動き、ワクワクして下さったのが
『ラウンドファスナーペンケース』でした。
過去のペンケース製作ブログ記事は コチラ≫≫≫

実用的なものから、所有欲を満たすものもご案内させて頂きまして、
お客様がお選びになったのは、後者の所有欲を満たすアイテム。
これまでシュリーのエトープ色でご依頼頂いておりましたので、
エトープはお客様のシンボルレザー。
このペンケースの構造には「絞り」の加工が必要ですので、
一部、タンニンレザーのブッテーロを使用しました。
ブッテーロは革色ワインを。
初めてお使いになるお色ということで、お選びになりました。
糸色、コバ色はこれまでのアイテムと共通のお色です。
ブッテーロを使用する内装パーツにつきましては、
直径15㎜のペンを収納できるサイズで。
4本分欲しいというご要望でした。
ペンを収納するスペースにつきましては、
型紙を新たに起こしました。
手元にある直径15㎜に近いペンを元に、
ゆるからず。きつからず。
一番しっくりくるペンループの太さを探りました。

ペンループのサイズが割り出せたら、ペン先ガードのサイズを出し、
革を積み重ねて削り出した「絞り型」を作り、ブッテーロを「絞り」に。
内装はサイズアップさせましたが、
ペンケースの仕上がりサイズは大きくさせず維持したいので、
外装と内装の縫い代・ステッチを同じにして。
内装をギリギリまでに設定しました。

出来上がりをご覧になったお客様より…
このペンケースに収納するペンを何にしようか!
それを選ぶのもまた楽しみです!とおっしゃって頂けました。


統一した革でアイテムを増やしていけることも、
オーダーメイドならではのお楽しみです。
ありがとうございました。
目的やシーンに合わせてオーダーご依頼、ご相談お待ちしております。